100切りを目指すなら自分なりのパーを設定することが大事です!
多くのゴルファーがブチ当たる大きな壁、それが100切りです。サクッと通過してしまう人もいるでしょうが、何度チャレンジしても壁に跳ね返される人もいるでしょう。一度100を切ってもまた切れなくなったりね。
100を切るためにはショット力の向上はもちろん必要ですが、その前にコースマネジメントやパーに対する考え方を少し変えるだけで、意外とスコアって簡単に良くなったりします。
どう考えると100切りに近づけるのでしょうか?
100を切るためにはどういうスコアが必要なの?
まず、どういうスコアなら100が切れるのかを考えてみます。
基本的に100を切るためには18ホールの内、9ホールがダボで9ホールがボギーなら良いわけですよ。そうすると99ってことになる。なのでボギーを目指してラウンドして、悪くてもダボで納まるように考えれば良いわけです。
半分ボギー、半分ダボでいいんですよ。
でもね、ボーギーだとしても、そんなに簡単に取れないよと言われるかもしれませんが、ちょっと考え方を変えてみましょう。
パーオン2パットを目指してない?
僕は100切りを目指してる方とラウンドすることがありますが、見ていると、パーオンして綺麗にパーで上がることを考えている人が多いように思います。
そりゃパーで上がれるにこしたことはないですが、100切りチャレンジャーの方にとってのパーってのは、シングルプレーヤーのバーディーと一緒だと思うんです。
パーを狙うあまりに無理なショットをして大叩きすることが多くないですか?
なので、各ホールをボギーで上がるマネジメントをしてラウンドするべきなんですね。パー4であれば3オン2パットで最高ってことです。
ミスショットが出たとしても、ダボであがれるようにがんばればそれでOK。そう考えればかなり気持ちが楽になりませんか?
そもそもそんなにパーオンなんてしないから!
そもそもパーオンなんて、女子プロのトップクラスでやっと70%を超えるくらいで、パーオン率80位の勝みなみプロで60.94%です(2021年5月23日時点)。
ですから僕たちアマチュアなんて30%もあれば上出来で、100切りを目指す人なら10%もなくて普通じゃないでしょうか。ってことは1ラウンドで1~2回あれば良いくらいで、下手すりゃ1回もパーオンがないなんてこともあるかも。でもね、それが普通なんですよ。
なので、パー4なら3打、パー3なら2打、パー5なら4打目でグリーンに乗せることを最初から目指して行きましょう。それがあなたのパーオンなんです。
仮に乗らなくても、次で乗せて1パットを狙えばいい。それが2パットでもダボなわけで、ダボも9回打ったっていいんだから、気にしなくて良いわけです。
もしあなたが110切りを目指しているなら全てのホールダボ狙いで行けば良いんです。
120切りを狙ってる人なら半分ダボ、半分トリを狙いましょう。
それでも、どうしても普通のパーを狙ってしまう人は、スコアカードの「パー」の数字を自分なりの「パー」の数字に書き換えちゃってもいいと思います。
背伸びをするゴルフをしても良いことはありません。自分の実力をしっかりと把握して、自分なりのパーきちんと設定してゴルフを組み立てることがベスト更新への近道だと僕は思います。
自分のパープレーを目指してがんばりましょう!