大学時代のチームメイトをトレードで交換!? 二塁手と先発投手、6年前のドラフト全体5位と18位
今オフ、二塁手のジョナサン・インディア(シンシナティ・レッズ)と先発投手のブレイディ・シンガー(カンザスシティ・ロイヤルズ)は、トレードにより、チームを入れ替わるかもしれない。ジ・アスレティックのC.トレント・ローズクランズとケン・ローゼンタールによると、レッズとロイヤルズは、2人のトレードについて、話し合いを行っているという。
インディアは、来月半ばに28歳の誕生日を迎える。シンガーは、8月初旬に28歳となった。彼らは、それぞれ、フロリダ州のフォート・ローダーデイルとリーズバーグで生まれ、フロリダ州の別々の高校から、フロリダ大に進学した。そして、2018年のドラフトで1巡目に指名された。インディアが全体5位、シンガーは全体18位だ。プロ入り以来、2人とも、移籍はしていない。
メジャーデビューは、シンガーのほうが早い。2020年にデビューし、新人王投票で8位タイに位置した。翌年にデビューしたインディアは、新人王に選ばれた。
シンガーは、2024年に先発32登板で179.2イニングを投げ、奪三振率8.52と与四球率2.71、防御率3.71を記録した。シンカーとスライダーを主体に、ゴロを打たせる。インディアは、151試合に出場し、打率.248と出塁率.357、15本塁打と13盗塁、OPS.750。選球眼に優れ、ボール球に手を出すことが少ない。どちらも、FAになるのは、2026年のオフだ。
ロイヤルズには、2024年に165イニング以上&防御率3.35以下の3人、コール・レイガンズ、セス・ルーゴ、マイケル・ワカがいる。ポストシーズンの6試合は、彼らが2度ずつ先発マウンドに上がり、シンガーはブルペンから1度だけ登板した。今オフ、ワカはFAになることもできたが、そうはせず、ロイヤルズと延長契約を交わした(「33歳の先発投手が3年5100万ドルの延長契約を手にする。年齢はFAの菊池雄星と半月違うだけ」)。
一方、二塁手として、10試合続けてスターティング・ラインナップに並んだ選手は皆無。また、100打席以上の16人中、出塁率.320以上は、ボビー・ウィットJr.(.389)とサルバドール・ペレス(.330)しかいなかった。
それに対し、レッズには、規定投球回に達した投手がおらず、ハンター・グリーンの150.1イニングが最も多かった。それに次ぐ142.1イニングのニック・マルティネスは、先発16登板の89.0イニングとリリーフ26登板の53.1イニングだ。なお、FAとなったマルティネスは、フランシス・ロメロによると、年俸2105万ドルのクオリファイング・オファーを受け入れるという。
レッズがインディアを手放す可能性があるのは、マット・マクレインが理由だろう。マクレインは、メジャーリーグ1年目の2023年に89試合で打率.290と出塁率.357、16本塁打と14盗塁、OPS.864を記録したが、2024年は全休。開幕直前に左肩の手術を受けた。こちらは、2021年のドラフト全体17位だ。2018年のドラフトでも、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから全体25位で指名されたが、UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)に進んだ。
クオリファイング・オファーの仕組みと、今オフに申し出られた選手については、こちらで書いた。