若者よ!2ストの原付スクーターってこんなにハイパワーなんだぜ ≪スズキ ZZ(ジーツー)復活計画⑥≫
#2スト #スクーター
50ccの原付バイクにして、7.2馬力。「最後にして最強の原付スクーター」は伊達じゃなかった!スズキ ZZ(ジーツー)レストア最終回。いよいよ、テスト走行です~!キャブレターを掃除して、セルスターターを動くようにして、オートチョークを直したジーツー君。 エンジンの始動性も吹け上がりも良好!これで「直った」と言えますでしょうか??
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最後にして最強と言われた原付(50cc)2ストスクーター
スズキのZZ(ジーツー)
エンジンが上がらないというトラブルで修理していたのですが、完成したのでテスト走行です
実はフルパワー7.2馬力の2スト・スクーターは初体験です
古くはホンダのタクトフルマークや、ヤマハのパッソルなどは乗ったことがあるのですが、その他は4ストばかりで、 最も過激だった時代のスクーターは乗ったことがないのですよ
そんなわけで緊張しながらのテスト走行
まずは人が少ない砂利道でスタート
ゆっくりアクセルを開けていますが、なかなかクラッチが繋がらない
これは元々そうなのかそれとも繋がりが悪くなっているのか?
ちょっとビビりすぎかなと思いつつも少しずつアクセルを開けていくと
気持ち高めの回転数でクラッチミート
クラッチが繋がって走り始めると同時に
回転数が上がってきたなと思ったら・・・
いきなり「ワッ!!」と加速しました!!
うあー、やっぱりそうなんだ
やっぱり2スト
パワーフィーリングはピーキーですね~!!
ミッション車のフルパワー原付には浴びるほど乗ってきたので、パワーそのものには驚きはしないのですが、 なんたってスクーターはクラッチがないので、どう加速するかは全てクラッチとプーリー次第
多少変速のへたりを考慮に入れたとしても、やっぱり過激ですね~
これはおそらくアクセルを勢いよく開けたらウィリーは間違いない感じ
狭い道だとらちがあかないので
広めの一般道路に出てみたところ、 あっという間に法定速度の30キロに達してしまうので、微妙なパーシャルともどかしい回転数で走るしかない
さすがにこれはちょっとストレス溜まりそうなので、峠道に行ってみました
そこそこきつい上り坂のタイトなコーナーが続く峠道なのですが
まるで平地を走っているかのごとく登っていきます
だめだこりゃ(笑)
しょうがないので地域最大級である「22度」の斜度を誇る急坂に挑んでみると ・・・
エンジンの回転数がパワーバンドに入っちゃうとあれよあれよという間に登っていくじゃないですか
平地でもダメ
峠道でもダメ
急坂でも ・・・ あっという間に法定速度!!
ごめんなさい全くレビューになりません・・・
自分の高校生時代はこういったスクーターが巷に溢れていたのですが今改めて乗ってみるといかにとんでもないハイパワーなバイクだったことを実感することができますね
今の高校生がこれに乗ったらどう感じるのでしょうか??
危険な乗り物だと敬遠してしまうのでしょうか。
今はスクーターは125cc が主流になって、 が主流になって
原付バイクの排気量自体が引き上げられる話が出ているとかなんとか
そんな今からすれば50cc の原付バイクというのは何とも奇妙なカテゴリーではあるのですが
たった50cc というヤクルト一本ぶんの排気量の制限の中で、各メーカーがしのぎを削って よりハイパワーなバイクを生み出していた時代があったということを忘れたくないものです
それにしてもスズキのZZ(ジーツー)・・・
エンジンにしても、足回りしても、 50cc のまま公道を走っている限りその性能のほとんどを活かすことはできないですね~~(笑)
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