【子どもがいる家庭必見!】春休み中に必ず親子で行う片付けとは
私は今まで800回以上もご家庭の整理収納サポートをしていますが、子どもの物が増えて困るというご家庭は多いです。
子どもの物をどうすればいいのか分からない、というお悩みも多いです。保管するか、捨てるかはご家庭の考え方にもよりますが、今回は整理収納アドバイザー目線で、どのようにするのがおすすめなのかをお伝えします。
春休み中にしっかりと見直して、スッキリした新学期を迎えられるように子ども部屋を親子で一緒に見直してみましょう。
持ち帰った作品、工作
年度末に持ち帰ってきた作品や工作は、その場で子ども達と一緒に、要・不要を判断してしまいます。子どもの工作、作文を捨てずに全部残している、という方も多いですが、明らかに収納できずにグチャグチャになっていたりしています。捨てる事を推奨している訳ではないですが、スペース的に明らかに無理な場合が多いです。
作文や絵はまだ良いですが、立体的な作品はしばらく飾ったら、遊んだりしたら写真を撮ってから処分するしかないです。写真を撮る時は、作品だけを撮るよりも子どもに作品を持たせて子どもと一緒に撮るといいですよ。子どもの成長と共に思い出せるのでおすすめです。作品だけ写真に撮っても、見返してもあまり面白くはないです。
工作は捨てたらかわいそう、と思い込んでいる方が多いです。本当にかわいそうなのは、家がグチャグチャだったり、人を招けなかったり、スッキリしたテーブルで食事ができない、片付け習慣をつけられず大人になることがかわいそうなのです。
教科書・ワーク・過去テスト
教科書はどうしたらいいですか?と質問が毎回あります。皆さん、悩んでいらっしゃるようです。基本的にその学年が終われば不要になりますが、学校によっては年度の替わりで、学習できていなかったところをもってきてほしいという事もまれにあるそうです。不安な方は、判断はご自身の学校に聞いてみるのがよいと思います。
漢字ドリルや計算ドリルなど、書き込みして終了した物は潔く処分です。もちろん、間違えたところの直しをさせたいなどあれば、春休み中に直しをさせて早めに処分しましょう。
学校でのテストやプリントはどうされていますか?という質問も多いです。
考え方もご家庭で様々ですが、我が家では1年間取っている事もせず、持ち帰った都度処分しています。(我が家は受験をするので、塾のテストは大量に残しています。)
お道具箱の整理
小学生のお道具箱は、6年間使います。中に入れる物は学校ごとに違うと思いますし、学年毎にも変わってくると思います。何年も使用していると、お道具箱は結構ボロボロになってしまい、テープで貼って補強して使ったりもしていましたが、子どもの学校では新しく買い替えた人も多いようで、娘も5年生に進級する時にプラスチック製の物に買い換えました。
クレヨンや、色鉛筆のなくなっている物を買い足したり、汚れたところをキレイにしましょう。(たいていの子どもはゴミもたくさん入っているはず)
ここでも、要・不要の判断を一緒にやっていきます。この要・不要の判断をする、という行動が、整理収納の根本的な理論です。キッチンでもクローゼットでも同じなんです。しっかりと要・不要を考える習慣をつけましょう。
小学校で増える物とは
小学生の必需品お道具
絵具セット・書道セット・裁縫セット・リコーダー・ピアニカ・彫刻刀、など公立の小学校ならほとんどの子どもがこれらの物を持っていると思います。
子ども部屋がないというご家庭や、子どもにはリビング学習をさせるから、部屋は必要ないと、考えている人も多いですが、最低限必要な物だけでもかなりの分量があります。
学年が上がるごとに増えてきますので、子ども部屋がなくても一か所にまとめて収納できるスペースは確保しましょう。
写真の整理
最後に1年間の写真の整理ができていなかったという方は、写真の整理もしましょう。運動会や遠足などで学校から購入したプリント写真などを、購入したときの状態のまま、何年も放置している人をよくお見掛けします。
本来は、写真を受け取ったら、アルバムに差し込んでいくのが良いですが、年度末溜めてしまっていた人はしっかり整理して、アルバムに入れましょう。
年度末だからこそ、新学期にむけてお子様のスペースを見直してみて下さいね。我が家も普段は放置していますが、夏休みや年度末などのタイミングには親子で一緒に整えています。