りんごの果肉が透明に!これって食べられるの?食べられないの?元スーパーの店員が解説
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りんごの美味しいシーズンになってきましたよね。
わが家では、頻繁にりんごを食べて、幸せなひとときを過ごしています。
1年中販売しているりんごですが、11月、12月になると異変が起きやすくなります。
![りんごの輪切り](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00345224/internal_1668820012492.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
りんごを半分に切ってみると、上記の写真のように果肉が透明になっていることも!
これを見て、食べられないと判断される方もいるかもしれませんが…!
実は、このりんご、美味しく食べられますので、傷んでいたと思って捨てないでくださいね。
この記事では、りんごの果肉が透明になる理由について解説しますね。
りんごの果肉が透明!美味しい証拠!
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りんごの果肉が透明になっていたときは、ラッキーと思ってくださいね。
実は、果肉が透明になっているりんごは、甘い証なんです。
りんごは、光合成によって葉っぱから果実へソルビトールが運ばれます。その後、果糖やショ糖に分解されて、甘みの成分となります。低温などのストレスで、ソルビトールの変換がうまく進まないと、透明な果肉になりやすいです。
この現象が起きるのは、熟度が進んだ甘い”りんご”によく見られます。それが美味しいりんごの証拠と言われる理由です。
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この透明な果肉を、通称「蜜(みつ)」と呼んでいます。ハチミツのような半透明な色合いからそう呼ばれるようになったみたいです。
蜜入りんごを、購入するには?
りんごを購入するときは、おいしいりんごを食べたいですよね。
ぜひ「蜜入りんご」を選びたいのに!どうやったら買えるのか?気になりませんか。
最近では、スーパーや青果店で「蜜入りんご」と表示して販売しているところもあります。
その表示があれば、安心して購入できますね。
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2022年11月18日に、「蜜入りんご」と明記されたりんごを購入しました。
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切ってみると、このように蜜がたっぷりと入っていました。
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糖度を測定すると、15度以上と糖度が高かったです(りんごの平均糖度は13度ぐらいといわれています)。
また、「蜜入りんご」の表示がなくても、品種によって蜜が入りやすいもの、入りにくいものがあります。
「サンふじ」は蜜が入りやすく、「つがる」は蜜が入りにくい品種です。
購入される際には、品種も確認されるのがオススメですよ。
まとめ
今回は、透明な果肉のりんごが食べられるのか?食べられないのか?を解説しました。
結論として、透明な果肉のりんごは、食べられますよ!
気になる方は、チェックしてくださいね。
知っておきたい「果物・野菜」の選び方・保存方法・切り方
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