【一宮市】一宮市が舞台の映画ＢＩＳＨＵ～発達障害へ偏見を減らし中高校生に是非観てもらいたい映画です。
こんにちは！一宮市地域情報エキスパートライターのにったようこです。一宮市は繊維の街として広く知られ歴史のある街です。そんな一宮市を舞台に映画が製作されました。皆さんはもうご覧になられたでしょうか？
一宮市で撮影されたシーンがたくさん
ＢＩＳＨＵ ～世界でいちばん優しい服～
ＢＩＳＨＵ ～世界でいちばん優しい服～
高校生の史織は、毎朝7時、目覚まし時計代わりの軽快な機織りの音で起きる。明るく誰に対しても優しい性格だが、配膳の配置や歩き出しの足など生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。ある日、史織が描いた服のデザインを、親友の真理子が校内のファッションコンクールにエントリーする。さらに、真理子の提案で一宮市のファッションショーにも出品することに…真理子の協力のもと史織の服作りが始まった。それを知った姉の布美は、挫折した経験を史織に重ね、応援したい気持ちと背中を押せない気持ちの板挟みになり、父の康孝は史織が傷つくことを恐れ猛反対するのだった。
西川達郎 服部樹咲、岡崎紗絵、長澤樹、黒川想矢、知花くらら、田中俊介、山口智充、近藤芳正、吉澤健、清水美砂、吉田栄作
[ＢＩＳＨＵ ～世界でいちばん優しい服～ 上映時間：125分 ]
映画を通して地場産業の歴史を知ることもできます。
世界三大毛織物(ウール）産地の一つである日本の尾州地域。地元愛知の一宮市は繊維の街として有名で生地が出来上がるまでの工程、分業の工場があったことを知ることができます。そして衰退していく地場産業の歴史を知ることもできます。
生地を織る機織り機
ひと昔前、一宮市の町中には、この機織り機の「ガッシャン、ガッシャン」という音が鳴り響いていました。今となってはもう聞くことのできない懐かしい音です。
優しい気持ちになれる映画
主人公の史織は、発達障害で様々なこだわりがあり苦手なことが多い多感な高校生。ある時、友人の勧めからファッションショーのコンクールにエントリーした。服作りを通じて家族や友人、みんなの愛情に支えられ成長していく物語です。
発達障害の事を知り偏見を減らし、理解してもらうきっかけになるように中学生や高校生に是非観てもらいたい映画です。
物語の中の、父親の吉田栄作さんは、自分の子供が恥ずかしい思いをすることに耐えられず行動に制限、約束事を掲げ、娘の幸せを思うあまりに過保護になって本人の幸せになる邪魔をしてしまい過保護な父親を演じています。服部樹咲さんの発達障害を持つ高校生の演技や、父親役の吉田栄作さん、その姉役の清水美砂さんも良かったです。優しい気持ちになれる良い映画でした。
是非、映画館で見てみてくださいね！
上映映画館
TOHOシネマズ
愛知県一宮市木曽川町黒田南八ツケ池25-1 イオンモール木曽川 内
電話番号 050-6868-5027（音声案内）
映画館公式ページ
ユナイテッド・シネマ 稲沢
愛知県稲沢市天池五反田町1 アピタ稲沢店 内
電話番号 0570-783-125（音声案内）
