わずか10分!食べた瞬間に定番入り決定の「カリカリ腸活レシピ」が想像を超えてきた
えのきと言えば、何となくヘルシーで健康的なイメージがありますよね。実際に「腸の掃除屋」とも呼ばれていて、食物繊維がかなり豊富なので、高い整腸作用が期待できる食材です。
でも、筆者には聞こえています。「えのきはスープにちょちょっと入れるくらいで、あんまり食べないかも...」そんな心の声が。(茶番はいいから早く本題へいけ)今回は、10分かからず作れる、最強の腸活えのきレシピをご紹介します。えのきの腸活&健康効果もお伝えするので、ぜひ試してみてくださいね!
意外と沢山ある!えのきの腸活&健康効果
レシピの前に、えのきの腸活効果を簡単に見てみましょう。えのきには「食物繊維」「カリウム」「βグルカン」など、さまざまな成分が含まれています。これまでに報告されているえのきの主な効果は、次の3つです。
・整腸作用や便通の改善(※1)
・免疫力の向上(※2)
・抗酸化作用(※3)
3つ目に出てきた「抗酸化作用」は、簡単に言うと「抗酸化作用がある」=「体(腸)を錆びつかせない効果がある」ということです。
もちろん、金属が錆びるみたいに、体がぼろぼろになる...なんてことはありません!でも、体の錆び(酸化)が進めば、疲労が溜まりやすくなったり、糖尿病など生活習慣病の原因になる可能性も。(※4)
えのきは、数あるきのこ類の中でも、その効果がもっとも高いと分かっているのです。ここからは、そんなえのきをたっぷり使った、腸活カリカリえのきの作り方をご紹介しますね!
<材料>カリカリ腸活やみつきえのき
・えのき…1パック(200g)
A醤油麹…小さじ2(又は醤油小さじ2とだしの素小さじ1)
A片栗粉…大さじ2
Aニンニクチューブ…2cm(又は生ニンニク1片)
A塩コショウ…味見をして適量
<作り方>カリカリ腸活やみつきえのき
①えのきの根元を切ったら、割いて袋に入れる。(お子さんも食べる場合は、小さめに切りましょう)
醤油麹(又は醤油とだしの素)とニンニクチューブ、片栗粉も入れて振り混ぜる。
②フライパンに小分けにしながら並べる。お好きな油をかけて弱中火で焼き、両面がカリカリになったら完成です!(油の量は大さじ1〜2が目安です。)
焼くのは片面3〜4分ずつくらい!
できたてをすぐ食べれば、周りのカリカリした食感を味わえます。時間が経った後でも、もちもち食感が美味しいですよ。
腸活カリカリえのきを食べる時のポイントと注意点
今回ご紹介したカリカリえのきを食べる時は、「よく噛むこと」を改めて意識しましょう。この腸活レシピに限った話ではないのですが、上述の通りキノコは繊維質(食物繊維)がすごく多い食材です。
基本的には、繊維質が多くても問題はありません。しかし、繊維質が多い食材をよく噛まずに飲み込むと、ごく稀に腸の中で詰まってしまう場合があるのです。そのため、
・えのきをあらかじめ小さく切っておく
・焼く時に大きすぎる塊を作らない
などの工夫をしてみるのも良いでしょう。どれだけ腸活に良い食材でも、食べ方によって逆効果になる可能性もあります。少しだけ意識して、美味しく食べてくださいね。
えのきを積極的に食べて腸活しよう!
今回は、食材えのき1つだけ。簡単だけどやみつきの腸活レシピをご紹介しました。カレー粉を入れたり、青のりを入れたり、いろいろなアレンジをして取り入れてみてくださいね。
良い意味できのこ感が少なくなるので、きのこ嫌いのお子さんでも食べられるのではないでしょうか。ぜひ、一度試してみてくださいね!
出典(※1)渡邊 智子, 高居 百合子, 土橋 昇「ラットの成長および腸内菌叢に及ぼすえのきタケ投与の影響」(1998)
(※2)Gaullier JM, Sleboda J, Øfjord ES「Supplementation with a soluble β-glucan exported from Shiitake medicinal mushroom, Lentinus edodes (Berk.) singer mycelium: a crossover, placebo-controlled study in healthy elderly」(2011)
(※3)苔庵 泰志, 西井 孝文, 杉山 泰崇, 古市 幸生「食用きのこのラジカル消去能について」(2007)
(※4)健康長寿ネット「抗酸化による老化防止の効果」(2019)