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セ6球団の白星は5、4、3、2、1、0で黒星はその逆。白星と黒星がともに+1の「整列」も起きるのか

宇根夏樹ベースボール・ライター
セ・リーグの順位表には、6球団が整然と並んでいる(写真:アフロ)

 3月30日を終え、セ・リーグの順位表には、6球団が整然と並んでいる。1位の広島東洋カープは5勝0敗、2位の読売ジャイアンツは4勝1敗、3位の東京ヤクルト・スワローズは3勝2敗、4位の横浜DeNAベイスターズは2勝3敗、5位の中日ドラゴンズは1勝4敗、6位の阪神タイガースは0勝5敗だ。それぞれの白星は、5、4、3、2、1、0。黒星は、0、1、2、3、4、5。それだけでなく、勝率も.200ずつ違い、1.000、.800、.600、.400、.200、.000。1位とのゲーム差は、1.0、2.0、3.0、4.0、5.0となっている。

 続いて、勝率は不揃いになるものの、白星が、6、5、4、3、2、1、黒星は、1、2、3、4、5、6という並びも、起きるかもしれない。

 例えば、3月31日の3試合が、阪神●-○広島東洋(右がホーム)、読売○-●東京ヤクルト、横浜DeNA○-●中日で、4月1日は、広島東洋●-○中日、阪神○-●読売、横浜DeNA●-○東京ヤクルト、なら、6、5、4、3、2、1の白星と1、2、3、4、5、6の黒星になる。3月31日と4月1日の計6試合とも、それとはすべて勝敗が逆の場合も同様だ。下のAは、3月30日時点の順位表、Bは、この2パターンによってそうなる順位表を示している。

筆者作成
筆者作成

 なお、他に、順位が入れ替わり、6、5、4、3、2、1の白星と1、2、3、4、5、6の黒星になるパターンがあるかどうかは、調べていない。広島東洋が2連敗で5勝2敗、読売が2連勝で6勝1敗……などのパターンだ。

 パ・リーグは、3月26日に予定されていた千葉ロッテ・マリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合が流れたので、他4球団の5試合に対し、この2球団は4試合だ。3月26日に試合が行われ、千葉ロッテが勝ち、東北楽天が負けていたとして、その白星と黒星を現時点の勝敗に加えると、こちらも、現在のセ・リーグとまったく同じになる。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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