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頼れる男が追撃の2ランと勝ち越しの3点適時打 2度目の4番起用に応える<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4番で活躍を見せたペ・ジョンデ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

24日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

この日のKTウィズ-KIAタイガース(スウォン)のKTの打順は2番にファン・ジェギュン選手、3番にカン・ベクホ選手が入り、ペ・ジョンデ選手が今季2度目となる4番に座りました。

試合は0-3でKTが3点を追う6回裏無死一塁で、4番のペ・ジョンデ選手がレフトに4号2ランホームラン。1点差としました。

KTは7回裏に相手のエラーで1点を挙げて3-3の同点とすると、8回裏2死満塁の場面で、4番ペ・ジョンデ選手がレフトに走者一掃の二塁打。KTが6-3と勝ち越しに成功し、そのまま勝利を収めています。

昨季144試合に出場し、今季もここまで64試合全試合に出場している、攻守に頼れるセンターのペ・ジョンデ選手は、この日は4番打者としてチームの期待に応えました。

◆「全球場、終盤に決着」

この日は5試合とも接戦に。1点差で逃げ切り勝利したサムスンライオンズを除き、決勝打が出たのは終盤の7回(NC)、8回(SSG、KT)、延長11回(キウム)でした。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウムヒーローズ戦の9回表、センターの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇6月24日(木)の結果

・トゥサン 1 - 2 キウム(チャムシル)

 勝:キム ソンミン

 敗:ナム ホ

・SSG 8 - 5 LG(インチョン)

 勝:キム テクヒョン

 敗:キム ユンシク

・KT 6 - 3 KIA(スウォン)

 勝:チュ グォン

 敗:パク チュンピョ

・サムスン 3 - 2 ハンファ(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:キンガム

・ロッテ 4 - 6 NC(プサン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:キム ジンウク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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