【京都市伏見区】中国向けLIVE配信が大盛況!第34回大商談会 中信ビジネスフェア2022
京都中央信用金庫は10月12日(水)・13日(木)に京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ)にて、「第34回 大商談会 中信ビジネスフェア2022」を開催しています。地元企業の交流と発展に貢献するために例年開催されているイベントで、本日大盛況のもと、1日目が終了しました。
第34回目を迎えた2022年は「SDGsで持続可能な未来を創る~ここから始まるビジネスチャンス~」をテーマとして、オフラインで約330、オンラインで約340の企業が出展しています。ものづくり、食品、建設・住宅、生活・レジャー、コンサルティング、情報通信、エコ・環境、公共支援機関など、異業種分野の企業が集まりました。
今回オンラインの取り組みとして中国向けのLIVEコマース配信が実施され、約15社の小本企業が自慢の逸品を紹介しました。京都中央信用金庫が2021年からスタートした取り組みで、中国を主軸とした海外プロモーションです。京都をテーマとした越境ECモール「京都優品跨境商城」を中国のメッセンジャーアプリ「We chat」内のミニプログラムで展開しています。
イベント開催期間中は、中国最大級のSNS「Weibo」で約566万人のフォロワーを獲得する林萍在日本(リンピンザイリーベン)さんがECモール内で販売されている商品を中国市場向けに紹介します。
初日は各企業の代表や担当者と会話をしながら商品を実際に体験していました。食品では京都吉兆「だし茶漬け」や下鴨茶寮「しょうゆ」など、物品では伊と幸「クチュール絹マスク」や杉の實「和たおる」などが登場し、公開生中継が行われました。
10月11日から入国上限撤廃や個人旅行が解禁され、インバウンド需要が期待されます。世界あら観光地として「京都」が再注目されるなか、中国は欠かせない市場のひとつです。しかし中国市場は参入が難しく、中小企業が単体では進出が難しいといわれています。京都中央信用金庫が取引先の中小企業・商品を取りまとめ、「地域ブランド」として中国市場にアピールすることで、アフターコロナの旅行先としての認知活動にも直結するでしょう。
13日も中国向けLIVEコマース配信は予定されています。公開生放送とともに、実際のミニプログラム内で配信されている画面も見学できます。今後も同取り組みは、中小企業の新たな販路拡大のひとつとして期待されます。
第34回 大商談会 中信ビジネスフェア2022
日時:2022年10月12日(水)10:00~17:00 / 13日(木)10:00~16:00
入場料:無料
※当日は烏丸線「竹田駅」から無料シャトルタクシーが運行しています。