夢や目標は持たないほうがいい?
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自こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
己啓発の本を読むと、「目標はあったほうがいい!」とか「どうせなら大きな夢を持とう!」とか「夢は必ず叶う!」等と書いてあることが多いのですが、それは嘘です。
大き過ぎる夢や目標は、
私たちに挫折感や徒労感を覚えさせ、私たちを不幸にする元凶なのです。
夢を叶えられた人は、一部の人であり、例外であると覚えておいてください。
例えば、「プロサッカー選手になりたい!」と夢見た子どものうち、一体何人の人が、実際にサッカー選手になれるでしょうか?
例えば、「プロ野球選手になりたい!」と夢見た子どものうち、一体何人の人が、実際にプロ野球選手になれるでしょうか?
例えば、「プロ将棋士になりたい!」と夢見た子どものうち、一体何人の人が、実際にプロの将棋士になれるでしょうか?
なれないです。
実際には、ほとんどの人は、夢が叶わないのです。それが現実です。
だから、「思い描けば、夢は叶う!」というのは嘘ですし、
「あきらめなければ、夢は叶う!」というのも嘘です。
悪いことは言いません。大きすぎる目標は立てないほうがいいです。
特に40代以上の人は、大きな夢は持たないほがいいです。
大きな夢を持つと、自分が不幸になる可能性が高いからです。
もう1度言います。
大き過ぎる夢や目標は、私たちに挫折感や徒労感を覚えさせ、
私たちを不幸にする元凶なのだということを、あなたは覚えておいてください。
でも、夢や目標を持つと、いいこともあります。例えば下記がそうです。
1.充実した毎日を送ることが出来るようになる。
2.考え方が前向きになる。
3.行動的になる。
4.若々しくなる。
5.さまざまな経験をすることが出来るようになる。
6.夢や目標が叶った時、大きな喜びを感じられる。
よって、夢を持つのなら、自分に負担になるような大きな目標ではなく、ほんの少しだけ頑張れば達成できるような、そんな夢を持つようにしましょう。
そうですね。「達成確率は、現状維持でも50%ぐらいかな」って感じられるぐらいがちょうどいいです。それが適切な夢や目標の大きさです。
今日は、自己啓発本に書いてあることと真反対のことを述べました。
心理臨床家として、「夢や目標を持っている中高年は、実は不幸になっていることが多い」という残酷なデータからもの申しました。夢や目標を持つことに疲れてしまった方には、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。