パフェは日本で花開いた文化!京都の夜パフェ専門店の新登場チョコレートパフェのテーマは「韻を踏む」
2023年6月にオープンした京都錦市場近く『QeFare (ケハレ)』。"今"の日本文化を魅せるものとしてのパフェを楽しめるの夜パフェ専門店です。4/12(金)よりスタートした「FUMI~チョコレートパフェ~(税込2,000円)」と、合わせるドリンク、素敵空間、オーナーの想いをご紹介します。
町屋のパフェ専門店『QeFare (ケハレ)』
錦市場すぐで23時まで営業
阪急京都河原町駅と烏丸駅の中間、観光客でごった返す錦市場ほど近くに、さりげなく佇む町屋。看板も出ておらずこちらがパフェ専門店なんて!どきどきしながら入店します。
2階のカフェへ。暗めの間接照明に浮かび上がる空間が美しい。
日本人が古より大切にしてきた「ハレ」と「ケ」(非日常と日常)を意識して名付けられた店名の「ケハレ」。こちらもまた非日常を味わえる場なのです。
FUMI~チョコレートパフェ~ 2,000円
4/12(金)より開始
テーマは、「韻を踏む」こと。優れた対象に敬意を払いながら、その文化をオマージュしてこちらならではの作品をうみだしています。
FUMI~チョコレートパフェ~は、ビジュアルとしては、ロンドンにあるミシュラン三つ星レストラン『Heston Blumenthal』から韻を踏んでいます。
植木鉢の土のようでこれまでのチョコレートパフェとは違うパフェなんです。
上からその構成は!
チョコレートソイル
コーヒーブランマンジェ
ダークチョコレートアイス
ルビーチョコレートアイス
フィヤンティーヌ
生チョコクリーム
アーモンドプラリネ
チョコリキュールゼリー
英語のソイルは土の中でも特に植物の生長に関係のある表層部の土を現すのですがこちらのチョコレートソイルは、小麦粉のクランブルと違って小麦粉を使わないまさにチョコレートなのが嬉しいです。カリカリで味も食感も良い。
その下には甘さ控えめなコーヒー味のブラマンジェ。ダークチョコレートアイスも苦みは抑えめで、ルビーチョコレートのアイスの酸味を感じます。
ボトムはチョコリキュールゼリーなので、すっきりと大人味。グラノーラなどでかさまししていないのに食べ応えたっぷりで美味しい大人パフェです。
合わせたドリンクは自家製コーヒー焼酎をソーダ割で。1,000円。
パフェと一緒にいただくと、パフェがティラミスのような味わいに感じられます。
KOI~いちごのパフェ~ 1,900円
こちらは人気商品。なんて可憐なんでしょう。
名前はKOI。いちごに恋をしたのか、いちごを一緒に食べる相手に恋をしたのか、いちごが恋なのか。構成は
いちご
いちごのアイス
パールクラッカン
クレームシャンティ
いちごのマセレ
マスカルポーネのアイス
フィヤンティーヌ
いちごのソテー
日本文化のパフェ
オーナーの老木さんはパフェは"今"の日本文化を魅せるものとおっしゃっています。茶道が中国を経て日本で花開いたように、パフェは西洋を経て日本で花開いた文化であること。お話して、なるほど!今までの、今の、これからの文化を魅せるパフェの世界に私も想いを馳せました。ちなみに老木さんのもう一つの顔は現役の医師とのこと。そのユニークさも今までのお店にはない驚きと発見です。
とはいえ決して堅苦しい場ではありません。このシンプルな空間が居心地がよく、またソフトドリンクもありますが、アルコールとパフェを合わせられるのもとっても良い。23時まで営業しているので、仕事帰りに、食事の後にふらりと立ち寄りたい素敵なお店を知ることができました。
取材協力:QeFare
QeFare (けはれ)
住所:京都府京都市中京区西大文字町613
営業時間 19~23時
定休日: 火曜日、水曜日
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