久留米ラーメンを源流とする佐賀ラーメン、久留米ラーメンの風味は残すものの、現在は独自のテイストで九州食文化の中でも、その存在感を強めています。

ラーメンに関しては、ポイントは、生玉子！とんこつラーメンに、生卵を何故？と、不思議な感じはありましたが、食べてみると実に特殊なマリアージュを成立させてます。お店により、卵黄のみや、高級卵などラーメンに合わせたトッピングとして、非常に強いこだわりを感じます。

井手ちゃんぽん 本店（JR 北方駅 1.9 km）

ちゃんぽんをラーメンのランキングに入れるな！という声もありますが、私は九州で地元の知り合いに、「昼はラーメン、夜はチャンポン、何故なら別物だから」という、おもてなしをされたら、次回以降その人に黙ってその地を訪問することにするでしょう。

佐賀で知らない人はいない程の、昭和24年創業の歴史ある大看板です。県内で数店舗、そして今年は、熊本にも進出し、福岡空港ではちゃんぽんではなく、井手カツ丼としてもう一つの看板メニューであるカツ丼を提供しています。

実に美しいメニュー看板デザイン、そしてもう一つの名物がカツ丼。旅行者が両方楽しむためには、相当な覚悟が必要です。隣の人は食べてましたが、、、

この、井手ちゃんぽんのスープが、癖になるのです。長崎などとは違う、クセのある濃厚なスープと、たっぷりの野菜のマリアージュ。すごいボリュームなのですが、猫まっしぐらで食べ続けられます。

自然豊かな土地では、ちゃんぽん、タンメン、天ぷら蕎麦のレベルが高いことが多いです。これまた、実に完成度の高いお野菜たちです、野菜炒めでライスと食べてみたいところ。

それでいて、このコシのある麺が、長期戦も耐えてくれる強さ。スープとの絡みも良く、ここでしか味わえない唯一無二のちゃんぽん。

夜が井手ちゃんぽんなら、昼はラーメンでもいいかなと、価値観が変わるほどの完成度です。高校時代に戻って、部活の帰りにこのちゃんぽんと、カツ丼を一緒に食べてみたい！

佐賀県ラーメンBEST10ランキング

このランキングは、食べログ、ラーメンデータベース、Retty、Googleの評価指数および口コミ数（累計数、増加数、増加率）を変数として、アルゴリズム解析した結果をWRP(Web Reputation Point)として算出しています。

店舗を訪問し、食事をもとにした主観的な質的評価ではなく、各サイト上での所有スコアの量的評価であり、客観100、主観ゼロのランキングです。