テレビでも話題に!伝統、価格、顧客リスト、東京で最も格の高いトンカツはここだ!上野、ぽん多本家
昨今のインバウンド増加の影響で、彼ら(特に欧州の歴史のある文化都市の方々)をもてなす機会が増えている方に、知っておいていただきたいのが。
「飲食店の歴史に対するリスペクトが異様に高い」
我々日本人が、ネットの評価や順位をお店選びの最優先事項とするのに対して、彼等は歴史のあるお店から選択していくことがあります。
「古い、歴史がある、これは美味しいに違いない!」となるのか、そういうお店こそ日本を感じられるのだ、という価値観なのか。
2024年東京 第5位 ぽん多本家 (東京メトロ 上野広小路駅 0.2 km)
創業1905(明治38)年。 宮内省(現・宮内庁)の大膳寮(宮中の食事や饗膳をつかさどった部局)で西洋料理の料理人をしていた初代の島田信二郎氏が「ご飯に合う洋食」をコンセプトに創業した『ぽん多本家』。
これだけで、格の高さと敷居の高さを感じ取れますね。
カツレツを定食にして、4,400円
外資系ホテルなどを除くと、東京で一番高級なとんかつ定食かもしれません。でも、価格に見合うだけの本物の伝統料理。
正直、手間も質もホテルのものに負けているという事は無いでしょう。
選ばれし、上質な素材のみが発するオーラと、その素材を喜ばせて魅力を最大限に引き出す料理人の技術による品。
美味しいとんかつを楽しめるお店は沢山あります。ただ、「極上の品」いう表現が最も当てはまるのは、ぽん多本家さんのこの一品でしょう。
このお店に通われていた、昭和ダンディズムのシンボル、白洲次郎さんについて、店主はインタビューで、こう答えてます。
「祖母から聞いた話ですが、白洲さんは、店にお見えになるときは、きまってスーツをお召しになられていました。そして、ことさら時間に厳しかった。遅刻を許さず、食べ終わったらさっさと帰られる。『人様のお宅にお邪魔しているのだから』とおっしゃった。恐らく店側の都合をきちんと尊重してくださる方だったのでしょう」
そういう、お店なのです。
空腹を満たす食事ではなく、己の文化レベルや格を上げる食事を嗜みたい男性には、是非この扉を開けていただきたいです。
ぽん多本家
東京都台東区上野3-23-3(東京メトロ 上野広小路駅 0.2 km)
営業時間 : 11:00~14:00 / 16:30~20:20 *土日祝 16:00~ 定休日:月曜日
電話: 03-3831-2351
2024東京とんかつBEST10ランキング
このランキングは、食べログ、Retty、Googleの評価指数および口コミ数(累計数、増加数、増加率)を変数として、アルゴリズム解析した結果をWRP(Web Reputation Point)として算出しています。
店舗を訪問し、食事をもとにした主観的な質的評価ではなく、各サイト上での所有スコアの量的評価であり、客観100、主観ゼロのランキングです。