「早く知りたかった」キャベツが ”軽い” or “重い”、どっちがお得?インフレに負けない野菜の知識
キャベツは一年中、スーパーに並ぶレギュラーメンバーですが、春には軽くてゆるく巻かれたものがおすすめです。それに対し、冬にはしっかりと重さを感じ、密に巻かれたキャベツを選ぶと良いでしょう。
同じ見た目と値段のキャベツでも、重たい方が食べられる部分が多く、実は経済的です。というのも、100グラムあたりの価格がお得になるからです。
さて、重いキャベツが良いとわかったけれど、どのようにして選べばいいのでしょうか。実際に持ってみても、100グラムや150グラムの違いはなかなか判断しにくいですよね。
キャベツの重さがわからないときの、参考になるポイントを2つご紹介します。
ポイント1:中心の部分のサイズを見る(まるごとのキャベツの場合)
キャベツの中心にある固い部分、つまり「芯」のサイズを見てください。
ふたつのキャベツが同じサイズだったら、中心の固い部分が小さい方がより多くの葉を食べることができます。
多くの人はキャベツの芯を食べないため、芯が大きなキャベツは、食べられる部分が相対的に少なくなってしまいます。
ポイント2:葉の密度を見る(カットされたキャベツの場合)
カットされたキャベツを選ぶ際には、葉がぎゅっと密に巻かれているものを探しましょう。
あるスーパーで同じ日に売られていた同じ価格のカットキャベツを見てみましょう。隙間なくしっかりと巻かれているキャベツ(左)と、葉の間に隙間があるキャベツ(右)がありました。
実際に重さを計ってみると、以下の結果が得られました
・隙間なく巻かれたキャベツ:735g
・隙間があるキャベツ:601g
見た目は小さくても、葉がしっかり巻かれているキャベツは重量があります。これは葉の密度が高いことを意味します。
手に取って重さを感じることが難しい時は、ぜひ葉の巻き具合を確認してみてください。そして、もし可能であれば、小さい芯のキャベツを選ぶことで、より多くの食べられる部分を得ることができ、経済的にもお得です。
まとめ
- キャベツ選びで重要なのは、中心の「芯」が小さいものがオススメ。
- カットキャベツは、葉がぎゅっと詰まって巻かれているものを選ぶのが良い。
- 小さい芯と密に巻かれた葉を選べば、食べられる量が多く、コストパフォーマンスも高い。
キャベツをお得に購入したいときは、上記内容を参考に選んでくださいね。
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