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【雑誌の手帳情報】著名人手帳ルールから最新手帳159冊プレゼントまで!日経ウーマン手帳特集号を読む

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

本格的手帳シーズンの到来

 10月を半ばを過ぎ、少しずつ涼しくなってきました。
 いよいよ“手帳シーズン”ですね。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家の舘神龍彦です。
 今回は雑誌の手帳特集を紹介します。
 日経WOMAN11月号です。

手帳周辺の各種情報が満載

 この季節になると、各種雑誌が手帳特集を組みます。その中でも、読み応えがあるのがこの日経WOMANでしょう。なにしろ全130ページ中の半分以上、具体的には、14ページから83ページまでの実に69ページ(※)が手帳と文具の特集に割かれているのです。

 内容としては、
 著名人手帳ルール
 読者が愛用 人気手帳ランキング&活用術
 大手企業エース社員の手帳
 美文字テク
 手帳ネタ一挙公開
 描き方アイデア
 手帳実態調査
 誌上展示会開催! 24社の担当者が一挙紹介 159冊プレゼント
 大人かわいい最新文具

 などです。
これだけ見てもいかに情報が満載なのかがわかるでしょう。(※うち手帳メーカータイアップ2ページ)

目次。手帳関連情報満載
目次。手帳関連情報満載

手帳ルールに注目

 私が注目すべきだと感じたのは、特集巻頭の「著名人手帳ルール」です。
 ここには、アンミカ(タレント)、ハラミちゃん(ピアニスト)といった各界の著名人が自身のどんな手帳にどんなふうに記入しているかを一人1見開きで紹介しています。

 また、大手企業で活躍している人たちの手帳のページも参考になります。
 注目すべきポイントは、以下です。すなわち
 その人が手帳のどの記入ページに、どんな目的で何を書いているのかです。

 これをうまく抜き出せればと思います。そして自分の手帳の使い方に応用できれば、950円というこの雑誌の価格は決して高くはないでしょう。

 ただ楽しそうとか、闇雲に眺めて終わりにするのではなく、自分にどう応用するかを考えながらページをめくっていくのがいいと思います。

 あるいは、ページにふせんを貼って、そこにメモを取りながら読んでいくのもいいと思います。

万年筆の付録も

 そしてこれも毎年恒例だと思いますが、オリジナルの「ローラ・アシュレイ万年筆」が特別付録としてついています。これは、LAURA ASHLEYより使用許諾を得て、同誌の出版社である日経BPが企画・制作したものです。

 そしてたんに付録と言うだけでもないようです。P42~43には美文字テクの書き方レクチャーが、P66~67の見開きには、「万年筆で「書く」を楽しく」として各界著名人の文字が紹介されています。 

 また、この万年筆の付録は、ミニサイズ版(790円)には付属しないので注意しましょう。

 というわけで、この日経WOMAN11月号手帳特集は、読み応えたっぷり、真似しごたえたっぷり、しかも手帳159冊プレゼントまであります。

 来年の手帳がまだ決まっていないという方、手帳の書き方に迷っている方には参考になる一冊だと思います。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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