【秋田県横手市】レアな日本酒も揃う名店!横手市神明町『くりぼうず』の絶品和食ランチとは?
横手の隠れ家的人気酒場!コスパ最強の絶品ランチも魅力の『くりぼうず』とは?
冬がいよいよ本気を出してきた。
先日、日本列島を襲った今年度最強の大寒波。猛吹雪となった秋田県内でも、ホワイトアウトで視界を奪われた車が雪山に突っこみ立ち往生。……って、ごめん、それは私だ。
雪とレッカーと私。ガチンコの冬にすっかり疲労困憊の私は、ひとときの癒しを求めて一軒の創作料理の店に立ち寄った。そう、幸せはメシと共に。今日はこちらの店でウマいと評判の和食ランチに舌鼓といこう。
店内に入ると親切な女性の店員さんが迎えてくれた。カウンター横の冷蔵ケースには秋田日本酒界の雄・新政を中心にレアな酒がズラリ。さっそく酒飲みの血が騒いでくる私だが、ランチメニューも寿司や蕎麦を中心になかなかの充実度だ。早くも漂う名店の香り。夜の姿も気になる『くりぼうず』だが、まずは目の前の昼飯に全集中だ。
品書き(ランチメニュー)
本日の日替わりランチ:950円
セットメニュー(小鉢・サラダ・おしんこ・ごはん・そば又はアラ汁付き)
握り寿司:1,000円、ちらし丼:1,050円、炙りカンパチユッケ丼:980円、天丼:980円、和風麻婆豆腐:980円、お造り三点盛り:1,500円
気まぐれミックスフライ:980円、ビーフカツレツデミソース:1,500円、秋田豚ひれかつ:1,000円、若鶏みぞれあんかけ:980円、牛鉄板焼き:1,250円、若鶏唐揚げ:900円
季節限定メニュー(サラダ・おしんこ付き)
天ぷらそば(温・冷がけ・ざる):1,250円、かけそば(温・冷がけ・ざる):750円、金八そば(温・冷)※たぬきそばとイナリ寿司2個:1,000円、炙りチャーシューそば(温):1,000円、和風だし香るカレーライス:650円
魚料理も肉料理もウマそうな『くりぼうず』だが、今回私がチョイスしたのは魚料理から炙りカンパチユッケ丼だ。私の好物であるカンパチが、果たしてどんな装いで登場するのか。腹減る私はホテルや割烹料理店で修業を積まれたというご主人をチラ見しながら、その到着を待った。
とろける旨さ!隠れ家的人気酒場の絶品ランチ「炙りカンパチユッケ丼」とは?
炙りカンパチユッケ丼が到着。ちなみにランチのセットメニューには、もれなく蕎麦かあら汁が付いてくる。蕎麦も捨てがたいが、ここは好物のあら汁をチョイス。フレッシュなサラダや箸休めの漬物や小鉢が付いてくるのも嬉しい。それではさっそくメインのカンパチからレッツ・イートだ。
これはTO・RO・KE・RU!ごめん、ついテンションがあがってアルファベットを使ってしまったが、ガチで魚が口の中でとろけて消えた。そして、この絶対的な主役を支えるのが、ご飯の上に待機した細切りのキュウリだ。とろけるカンパチとシャキシャキのキュウリが奏でるコブクロ並の絶妙ハーモニー。これはウマい。脂が乗ったカンパチをさっぱりと食べられるため、女性や高齢の方にもぜひ試してほしい一品だ。
そうそう、忘れてはならないのがこの魚の旨味たっぷりのあら汁だ。生姜が効いていて、私の体はポカポカ。臭みもなく、ご主人の丁寧な仕事ぶりが垣間見える。カンパチユッケ丼とこの極上のあら汁を交互に楽しみながら、ひとり幸せを感じる睦月の昼だ。
激ウマな炙りカンパチユッケ丼を堪能して、すっかり大満足な私。食後のコーヒーを飲みながら幸せの余韻に浸っていると、最後にデザートが登場。桃のコンポートで爽やかに〆る絶品海鮮ランチ。コレで980円とは恐れ入る。
日本酒に目がない私は、カウンター横の黒板に並ぶ秋田の銘酒たちも気になるところ。これを見せられては夜にもお邪魔することになりそうだ。
今回私が紹介したリーズナブルなランチメニュー以外にも、ちょっぴり贅沢なミニ会席ランチやテイクアウトの対応も行っている横手の名店・くりぼうず。店名のようにどこかほっこりとした雰囲気で味わうウマい料理と秋田の銘酒。今シーズン最強の大寒波が過ぎ去った横手で、またひとつ「いい店」を知った私である。
【店舗情報】
くりぼうず
住所:秋田県横手市神明町2-25
営業時間:11時~14時(ランチ)、17時~21時(ディナー)
電話番号:0182-23-5868
定休日:日曜日