【秋田県大仙市】5月末オープンの新店!グルメ未開の地・太田町に誕生した『ラーメン三刀流』とは?
温泉の街・太田にラーメン店が爆誕!噂の煮干豚骨を求め、先月オープンした新店へGO!
……なぬ、太田にラーメン店だと。
SNSで地元のラーメン情報をチェックしていると、新店オープンのニュースが飛び込んできた。気になるその場所は大仙市太田町。『中里温泉』と『奥羽山荘』の二大巨頭が君臨する大仙屈指の温泉エリアだが、昼飯スポットはお世辞にも選択肢が多いとはいえない。
そんなグルメ未開の地で産声をあげた『ラーメン三刀流』。漫画『ONE PIECE』のロロノア・ゾロを彷彿とさせる新店で、今日はどんな一杯に出会えるだろうか。
噂の店は『マックスバリュ 太田店』を、300メートルほど北に向かった場所にあった。やはりその注目度は高く、開店時間を迎えるとお客さんが続々と集結。私も彗星の如く現れた「太田のラーメン屋さん」に、ちょっぴり興奮気味だ。
さっそく白い暖簾をくぐると、親切な店主と店員さんが迎えてくれた。店内は厨房の向かいと窓際にカウンター席が設置されている。清潔感がありゆったりと座れるため、男性はもちろん女性や高齢の方にもおススメだ。
品書き
醤油ラーメン:700円、煮干豚骨ラーメン:800円、ネギチャーシュー丼(数量限定):250円 ※麺大盛:100円
まずは注目の品書きを要チェック。現在は醬油ラーメンと煮干豚骨ラーメンを軸に、サイドメニューとしてネギチャーシュー丼がラインナップされている。プラス100円で麺の大盛も可能だ。
そんな中、私がチョイスしたのは煮干豚骨。相方の醬油ラーメンも気になるところだが、今回は濃厚な雰囲気漂うこの一杯に舌鼓といこう。
太田の愛され麺になる予感!濃厚かつ食べやすい『三刀流』の煮干豚骨ラーメンとは?
噂の煮干豚骨ラーメンが到着。ややとろみのあるスープから、煮干の香りがふわりと漂う。具材は2枚のチャーシューにメンマ、ネギといった王道の顔ぶれ。店内は賑わっていたが、着丼はかなり早かった印象だ。
まずは気になるスープをゴクリ。おお、なるほど。豚骨ベースの濃厚スープから、煮干の風味がガツンと顔を出す。それでいて、とっても飲みやすい。最近は煮干をとことんフューチャーした「セメント系」も人気だが、こちらは豚骨と煮干のバランスの良さが際立つ仕上がりだ。
煮干&豚骨の海に待機するのは、低加水の中細ストレート麺。これがまた良い感じ。いわゆる「パツパツ系」の麺で歯切れが良く、この濃厚スープとの相性も抜群だ。
そしてこの一杯を彩る具材の存在も侮れない。レア感のあるチャーシューはぶ厚く、食べごたえ抜群。こいつがデフォルトで2枚居るのが嬉しいところ。巨大なメンマも良い存在感を放っている。
このスープには、トッピングで板のりを迎え入れるのもアリかもしれないな。そんなことを思いながら、歯ごたえのある中細麺を啜り、煮干し香るスープをレンゲで掬う。太田は温泉だけじゃない。新たなグルメスポットの誕生に感謝しながら、今日もごちそうさま。
ウマい麺とウマいスープ、そして清潔感があり居心地の良い雰囲気。秋田グルメ界に新たな風をもたらす『三刀流』の一杯は、ここ太田町の「愛され麺」になる予感だ。
【店舗情報】
ラーメン三刀流
住所:秋田県大仙市太田町太田新田街道上51-2
営業時間:11時~14時 ※スープが無くなり次第終了
定休日:土曜、日曜(※今後変更の場合有り)
※今回紹介した店舗は、現在公開している問合せ先(電話番号)がありません。
問合せは営業時間中に直接店舗までお願いします。