佐々木朗希が435球投げた9日間に、山岡泰輔は231球、有原航平は228球、ダルビッシュ有は160球
岩手県立大船渡高等学校の佐々木朗希は、7月16日~24日の9日間に4登板し、計29イニングで435球を投げた。7月22日と25日の試合に、佐々木は登板しなかった。
それと同じ9日間に、日本プロ野球で最も投球数が多かったのは、オリックス・バファローズの山岡泰輔だ。7月16日と24日に先発し、計231球を投げた。イニングは広島東洋カープのクリス・ジョンソンが最多。7月17日の6イニングと7月24日の完封で、計15イニングを記録した。1登板の投球数は、福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大(7月19日)と東京ヤクルトスワローズの小川泰弘(7月20日)の各122球が最も多かった。
また、この9日間に5登板以上の投手は9人いて、横浜DeNAベイスターズの3人は、山崎康晃が7試合、スペンサー・パットンと三嶋一輝はそれぞれ6試合に登板した。山崎は計7イニングで109球。他8人は、イニングも投球数もそれより少なかった。
メジャーリーグも、この9日間(現地時間の7月16日~24日)における最多の投球数とイニングは、日本プロ野球と近い。クリーブランド・インディアンズのトレバー・バウアー(現シンシナティ・レッズ)が投げた237球と、サンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バムガーナーとシアトル・マリナーズのマイク・リーク(現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が記録した各16イニングが、最も多かった。3人とも、2先発ずつ。日本人メジャーリーガーの投球数とイニングは、下のリストのとおりだ。
アマとプロ、トーナメントとレギュラーシーズン(の一部)などの違いはあっても、いずれも、野球もしくはベースボールであることに変わりはない。