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【葛飾区】秋バラが甘い香りを漂わせる!奥戸ローズガーデンで深い色合いのバラが開花中

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

長く続いた暑さが峠を越し、秋風が心地よい時期になりました。現在「奥戸ローズガーデン」では色とりどりの秋バラが咲いており、さわやかな風に甘い香りを漂わせています!
(写真はすべて2024年10月16日撮影)

奥戸ローズガーデン
奥戸ローズガーデン

区立奥戸中学校のはす向かいにある奥戸ローズガーデンは、地域住民の憩いの場。春と秋のバラの季節には、とりわけ多くの人が足を運びます。園内には2つの大きなガゼボ(西洋風あずまや)があり、屋根の下で陽射しを避けながら、ゆっくり座ってバラを眺められます。

東側の入口近くのガゼボと白いバラ
東側の入口近くのガゼボと白いバラ

東側の入口近くにあるガゼボの周囲では、現在開花しているバラの花はまばら。しかし西側のガゼボの周囲では、黄色やオレンジ、赤などのバラが美しく咲いています。中でもアプリコットからオレンジ色のバラの花を集めたコーナーが見事で、多くの人がスマホを取り出して写真を撮影していました。現在は「杏奈」「キャラメルアンティーク」といった品種が特に華やかです。

手前が「キャラメルアンティーク」、奥が「杏奈」
手前が「キャラメルアンティーク」、奥が「杏奈」
アプリコット色のバラがガゼボに映える
アプリコット色のバラがガゼボに映える

秋バラは春のバラに比べると花数は少ないですが、香りが強く、深い色になるのが特徴です。夏の暑さを乗り越える間は水の吸い上げが少なく、蓄える水分量も限られるため、花の色が薄まらずに本来の色合いが強く出るそうです。記録的な猛暑を乗り越えたバラたちの、艶やかな色を讃えたくなります。

濃い赤色が印象的な「レッドクイーン」
濃い赤色が印象的な「レッドクイーン」
艶やかな紫色の「カインダブルー」
艶やかな紫色の「カインダブルー」

園内の北西の一角には、香りの強いバラを集めたコーナーがあります。現在は藤色の「ライラックビューティー」が特に美しく、甘い香りを周囲に放っています。秋バラに特有の強い香りは、うっとりするほど魅力的です。

甘い香りの「ライラックビューティー」
甘い香りの「ライラックビューティー」
同じコーナーの「カリフォルニアドリーミング」も美しく良い香り
同じコーナーの「カリフォルニアドリーミング」も美しく良い香り

丹精込めて育てられた奥戸ローズガーデンの秋バラは、この先も次々に咲いていきます。入口の近くには薬剤散布の実施予定日が掲示されていました。この先は10月31日に実施される予定ですので、お出かけの際にはご注意くださいね。

入口に貼られた薬剤散布予定日の案内
入口に貼られた薬剤散布予定日の案内

秋晴れの日には奥戸ローズガーデンに足を運び、秋バラの深い色合いと優しい香りを楽しんでみるのはいかがでしょうか。和みます。

施設名: 奥戸ローズガーデン
住所: 東京都葛飾区奥戸9-15-16
電話: 03-3694-2474(葛飾区公園管理所)
開園時間:
10月1日~3月31日 9:00~17:00
4月1日~9月30日 9:00~18:00
休園日: 12月29日~1月3日
入園料: 無料
アクセス: JR新小岩駅より京成タウンバス(新小52)「奥戸新橋」下車 徒歩約7分/JR亀有駅より京成タウンバス(小54)「細田踏切」下車 徒歩約6分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006905.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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