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意外と簡単!マナー講師がお勧めする、骨つきローストチキンのきれいな食べ方

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

クリスマスのごちそうといえば、骨付きのローストチキン。
でも、フォークとナイフで、きれいに食べるにはどうすればよいか、迷ってしまうという声も。

大丈夫!コツをつかめれば、意外と簡単なのです。
骨付きのチキンをスムーズに食べる方法を、以下にご紹介します。

まず、骨に添ってナイフを入れます。

このとき、手前の肉をフォークでしっかりおさえます。ナイフは前後に動かすのではなく、先端に圧をかけ、引くようにして切るのがポイントです。

切れたら、手前の肉を骨から外します。

骨から外れた手前のお肉を、左側からカットします。

ステーキを切る要領で、ひと口サイズにカットします。

はじめに全てカットしてしまうと、美味しい肉汁が流れてしまいます。食べる分ずつ、切るようにしましょう。

骨に残ったチキンは、ナイフを横にして削ぐようにして外します。

骨からなかなか外れない肉は、無理に削ごうとしなくて大丈夫です。

少し骨に残ったままでも、ある程度まで食べればOKと考えましょう。

食べ終えたら、フォークとナイフをそろえ、持ち手が右斜め下に向くようにして、お皿の上に置きます。
このように揃えて置くと「食事終了」のサインになります。

このとき、フォークは内側を上に、ナイフは刃が下向きになるようにします。

持ち手のついた小さなチキンは、手で食べてもOKです。
持ち手の部分を、つまむようにして持ちましょう。

ちなみに、クリスマスにチキンを食べるのは、日本独特の習慣だということをご存じでしょうか。

アメリカにおいて、クリスマスと並ぶ大切な祝日である感謝祭に、七面鳥を食べることがもとになったといわれています。

日本では、七面鳥が手に入りにくいため、代わりに鶏肉を食べるようになりました。

豪華な見栄えが、クリスマスの食卓にふさわしいという理由もありそうですね。

以上、骨つきチキンのきれいな食べ方をご紹介しました。

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どうぞ、素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせたプログラムにより、ビジネスマナー研修・接遇マナー研修・コミュニケーション研修棟を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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