代替卵っておいしいの?女子3人が実食した感想とおいしい食べ方
こんにちは。食養生研究家のお天気ママです。
卵の品薄から話題になった代替卵について、「どんな味?」「おいしいの?」「どう料理する?」等、気になったことはありませんか?
そこで今回は、調理の仕方や女子3人が実食した感想、美味しい食べ方を紹介します。
代替卵とは
まずは、代替卵について。名前のごとく卵の代替品として、食物由来の成分で作られた食材です。主には、アレルギーやビーガンの方が利用していましたが、最近では飲食店でも積極的に取り入れる動きがありましたよね。
味や風味はどうなのか?今回は小学生・大学生の女子と主婦歴15年の筆者の3人で実食しました。
値段と主原料
今回購入したのは、カゴメ株式会社から販売されている『Ever Egg]』です。近所のスーパーでは、代替卵はこの1種類のみの扱いでした。値段は1パック130gで398円で、意外と高いことに驚きました。
原材料の記載は、順番に「食用食物油脂、白いんげん豆ピューレー、にんじん濃縮汁、グラニュー糖、塩、・・・・・」と続いていました。この製品は白いんげん豆を主に使っているようです。またグラニュー糖や塩などの記載もあり、味付きであることも想像できました。
今回の製品は、白いんげん豆がベースですが、他メーカーでは大豆の製品もあり、豆ベースが主流であるようです。
温めるだけでとろとろ卵
まずは、パッケージの説明にあるように、電子レンジ(500w)で1分30秒加熱をしました。温め後は、半熟のスクランブルエッグのようにトロトロになっていて、見た目はほぼ卵でした。ただ香りが、豆っぽく豆腐に近い臭いで、湯葉のようにも感じました。当然、卵の臭いは全くしませんでした。
オムライスは簡単に作れる
次に、卵料理のなかで人気のオムライスを作ってみました。
代替卵はパッケージごと電子レンジで温めるだけなので、ケチャップごはんに、温めた代替卵をのせるだけで完成しました。
卵を溶いたり、塩こしょうを混ぜたり、フライパンで焼く工程が不要なので、簡単ですぐにできました。
量は、1袋130gと卵では2つ分なので、1人分のオムライスにちょうどいい量でした。
実食結果
小学生と大学生の女子、主婦の私と3人で実食しました。まずは温めた代替卵をそのまま食べ、次にオムライスとして食べて、それぞれの感想を話し合いました。
■そのままの感想
主婦の私は湯葉好きなので気にならずに食べられたのですが、湯葉を食べたことのない小学生と大学生の女子にはとっつきにくい味だったようです。そのままでの評価は低かったです。
■オムライスの感想
ケチャップでしっかり味を付けたので、豆の風味が消えて、ほぼいつものオムライスでした。代替卵がとろっとしているので、ごはんと絡まって美味しく食べられました。
豆の風味が消えたことで、小学生や大学生女子からも高評価で、「美味しい、次も食べたい」など、肯定的な意見も聞かれました。
まとめ
今回は、代替卵を実食した感想と調理法などについて紹介しました。
見た目や食感は卵ですが、臭いと風味は豆感が強い印象です。私のようにもともと豆が好きな人はすんなり受け入れられましたが、苦手の人が美味しく食べるにはケチャップなどで味の上乗せをする必要があるようです。
また値段がオムライス1人分1パックで398円と高いので、我が家ではふだん使いは難しいと思いました。
とはいえ、代替卵はアレルギーやビーガンの方にとって、卵のような料理が楽しめる良い商品です。今後もこのような商品が増えて、食の選択肢が広がったら、多くの人に喜ばれるなと感じました。
ぜひ皆さんも、機会があったら、試してみてくださいね。