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入浴できるのは1日4時間だけ!この夏訪れたい「離島の温泉」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

日本列島にはいくつもの離島が存在する。島には独自の自然や文化、風景があり、人気観光地を訪ねるのとは違うワクワク感がある。また、離島まで船や飛行機を使うプロセスそのものにも非日常を感じられる。

もっといえば、離島に温泉があれば最高である。離島という大自然の中でつかる湯は忘れがたい思い出となるだろう。

そこで、一生に一度は入ってみたい離島の温泉を5カ所紹介したい。

屋久島・平内海中温泉(鹿児島県)

海好き、山好き両方に愛される屋久島は、南部に3つの温泉が集中している。満潮時には海の底に沈む「平内海中温泉」は、世にも珍しい海中温泉。干潮の前後2時間のみ磯場に湯船が現れ、入浴できる。泉質にこだわるなら、足元湧出の共同浴場「尾之間温泉」がおすすめ。アツアツの湯がこんこんと湧き出している。

礼文島・うすゆきの湯(北海道)

高山植物が咲き誇り、「花の浮島」と呼ばれる礼文島の温泉。最北の島である。島唯一の温泉施設は、塩分を含んだ湯がかけ流し。露天風呂は小さいながらも、利尻島の「利尻富士」を望む絶景温泉。まるで海に浮かぶようにそびえる利尻山は見事。島へは稚内もしくは利尻島からフェリーでアクセスする。

うすゆきの湯の休憩室から利尻山を望む
うすゆきの湯の休憩室から利尻山を望む

式根島・松が下雅湯(東京都)

東京から高速ジェット船で約3時間。島内には4カ所の温泉があり、そのうち3つが海岸に面した野趣あふれる露天風呂。「松が下 雅湯」は海を見ながら気軽に入れる人気の露天風呂。水着着用だが、緑色に濁った本格的な温泉は源泉かけ流しだ。大海原を望める昼間はもちろん、離島ゆえに夜の星空もきれいだ。宿でいただく海鮮も美味だ。

宮古島・シギラ黄金温泉(沖縄県)

日本最南端、最西端にある日帰り温泉施設。リゾート施設内に湧く温泉で、立ち寄りでも気軽に入浴できる。黄色の透明湯は1日の湧出量800トン。露天風呂は海を望む絶景温泉。水着着用の大きな「ジャングルプール」は南国ムード満点で、家族やカップルと時間を過ごすことができる。

奥尻島・神威脇温泉(北海道)

北海道の南西に位置する奥尻島は、「奥尻ブルー」と評される海の風景が美しい。唯一の温泉施設である神威脇温泉は、もともと漁師さんが体を温めるために入浴していた温泉で、素朴な銭湯風情が懐かしい。2階にある展望風呂には、黄色の濁った湯がかけ流し。島の湯らしく、塩分が濃厚だ。島の西側にあり、夕焼けが美しい。奥尻島へは江差からフェリー、もしくは函館、札幌丘珠から飛行機でアクセスする。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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