韓国サッカー界に衝撃!FCソウルDFが遺体で発見 FC東京MF高萩洋次郎とは元チームメイト
Kリーグ1部のFCソウルのDFキム・ナムチュンが30日に遺体で発見された。韓国メディアが一斉に報じている。
現役の主力選手が突然、命を絶ったという訃報に韓国サッカー界は衝撃を受けている。
一般紙「中央日報」は「キム・ナムチュンが亡くなった事実を確認した。自ら極端な選択をしたと見られる」とFCソウル関係者の声を伝えている。現在、死亡の経緯ついては調査中だが、自殺の可能性が高いという。
キムは2013年の光云大学卒業後、FCソウルに入団。屈強なセンターバックとして2015年はカップ戦を制覇し、2016年にはリーグ優勝に貢献。2017から2年間は軍隊チームの尚州尚武に所属したが、除隊後もFCソウルに復帰して主力として活躍した。
ちなみに2015年と16年は元日本代表MF高萩洋次郎(FC東京)とFCソウルで同僚だった。
2020年からは3年の再契約を結んでおり、今季は22試合に出場。順調にプロサッカー選手として成長を続けていた。
31歳でこの世を去ったキムだが、FCソウル関係者は数日前に電話で話しており、その時は「人生について悩んでいる感じはなかった」と語っている。
今季はコロナ禍の中でもKリーグは、観客を少しずつ入れながら盛り上がりを見せていた。Kリーグ屈指の人気クラブであるFCソウルの主力の一人だけに、こうした訃報はファンやサポーターには中々受け入れがたいだろう。
それでも前に進むしかない。FCソウルにはしっかりと前を向いて、残りのリーグ戦を戦ってもらいたい。