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【元汚部屋歴10年】あなたは大丈夫?汚部屋予備軍が物を置きがちな場所5選

おかさん干物主婦/気楽な生活研究家

部屋が汚れる行為をわざとしているつもりはないのに、なぜか物が溢れて散らかってしまう。このように悩む人もいるのではないでしょうか。
今回は整理収納アドバイザーの筆者が元汚部屋だった頃にしていた、部屋を散らかす置き場所5つをご紹介します。

1.壁や家具の下

片づけが苦手だった筆者は荷物を壁や机など家具の下に物を置くことで「とりあえず片づけた」と勘違いしていました。
確かに部屋の真ん中にドンと置くよりも隅のほうの壁や家具の下にまとめておけば荷物も置きやすく、一見スッキリしたようにも見えます。
しかし、壁や家具の下に置くのは本来物をしまう定位置ではないのでいつまでも放置しがちです。さらに置きっ放しの荷物が他の荷物の呼び水となりどんどん物が増えることも。
実際、筆者は壁の隅に置いただけの荷物がじわじわと部屋中に広がって寛ぐスペースすらもなくなってしまうのでした。

2.平らな場所

汚部屋に住んでいた筆者は物を安定して置ける平らな場所を探すのに必死でした。キッチン周り、下駄箱、本棚の上、テーブル。ひどい時は積んだ本の上や地層のように重なった服の上に物を置くなど、とにかく平らな場所や部分を見つけては「まだ置ける」と妙な自信を持って物を置いていたのです。
当然収納に適した場所ではないので、ひとたびバランスを崩せば一気に部屋が散らかり積み直す気力すらありません。高い場所で物を積めば落下による怪我のリスクもありますし、床など低い場所でも見た目も悪く汚れも溜まります。今でも余裕がないと収納ではない平らな場所に物を置くこともありますが、なるべく早いうちに片づけて汚部屋にならないようにしています。

3.椅子やハンガーポールなど

椅子やハンガーポールなど気軽に服やタオルを引っ掛けられる場所も見境なく重ねるのは要注意!
筆者も汚部屋の頃は片手でヒョイと引っ掛けられる気軽さもあり、服やタオル、ショルダーバッグなどなんでも引っ掛け続けていました。当然、物は雪だるまのような塊になり、下の物はほぼ取れなくなります。さらには全部落ちて散らかる始末。椅子やハンガーポールに限らず、フックなども度を越した使い方では物も使いづらく落下して散らかりやすくなるので控えた方がいいでしょう。

4.家具や壁などにできる隙間

片づけで隙間収納を提案することもありますが、それは片づけや物の持ち方がある程度コントロールできるようになってからでないと便利どころか散らかる元になってしまいます。
壁と家具の間、本棚の上の空間、机と棚の間など。隙間は埃も溜まりやすいので、なるべく物を置きすぎないようにしたいのが筆者の考え。何より隙間は視界から見えにくいので忘れやすい面もあります。
使い勝手と物のバランスを考慮して隙間を活用するのであれば良いですが「何かしまわないともったいない」と無理に物をしまおうとするのであれば、そもそもの物の量を見なす方が衛生的で暮らしやすくなるはずです。

5.ドアまわり

買い物や学校帰りにポンと玄関や部屋のドアのまわりに物を置いていませんか。「とりあえず」と置いた物をそのままにしておくと、部屋の中がごちゃついてきます。他にも冷蔵庫やクローゼットなどのドアまわりも気をつけたいポイント。
ドアまわりに物が集まると開閉しづらいストレスのほかに、ドアノブにまで物を引っ掛ける事態にもなりかねません。
そもそもドアは収納ではなく、空気の入れ替えやプライバシーを守るなどの役割があるのを忘れないようにして物を置かないように心がけましょう。

収納ではない場所に物を置いていたら要注意!

筆者は汚部屋の頃、収納機能のない場所にまで物を置いては部屋を散らかしていました。
本来の収納場所が適切でないか物の量が多いと、ご紹介した場所に置きがちです。是非、家の中をチェックして汚部屋予備軍から抜けだしてみましょう。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
※記事内容は執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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干物主婦/気楽な生活研究家

ゴミと埃と害虫で苦労した元汚部屋暮らしの整理収納アドバイザー。ぐうたらな「干物主婦」でもあります。「気楽な生活」のための片づけ、整理収納、ライフスタイル、アイテム紹介などを発信。1LDK賃貸に夫と3歳の息子、3人で暮らしています。

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