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漫画ばかり読む小学生は読書バランスが大切!多読家になる3つの方法を教師が解説

ナナホシ教育/子育て/学校

お子さんが漫画ばかり読み、他の本を読まないことにイライラしているママは多いはずです。漫画に偏った読書をする子供には、共通の特徴があります。今回は漫画ばかり読む子供の共通点と方法を解説します。

漫画ばかり読む子どもの傾向

漫画ばかり読む子供の共通点は、好奇心が低く、物事に対する探究心が乏しいことです。新しい知識を得ようとする意欲が足りないため、漫画以外の本には手を付けません。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1.興味関心を広げる機会を作る

子供の興味関心を広げるため、図書館へ出かけるなどして、さまざまなジャンルの本に触れる機会を作ることが大切です。

効果的な声かけ例

「○○ちゃんの好きな動物の本を見つけたよ!一緒に読んでみましょう」

NGな声かけ例

「漫画ばかり読んでいては視野が狭くなるわよ」

2.ブックトークで本の魅力を伝える

子供の前で、あなたが実際に本を読んでみての感想を伝えるブックトークをすると、子供も本に興味を持ちやすくなります。

効果的な声かけ例

「この本、とってもおもしろかったの。一緒に読んでみない?」

NGな声かけ例

「あんた、漫画ばかり読んでいて恥ずかしくないの?」

3.目標設定と適切な賞賛を行う

子供と一緒に、毎月の読書冊数の目標を立て、達成できた時は賞賛してあげましょう。適度な目標と励ましで、子供のやる気が湧きます。

効果的な声かけ例

「今月は目標の10冊達成できたね!すばらしい!」

NGな声かけ例

「たった10冊しか読めなかったの?ママは子供の頃はもっと読んでいたよ」

まとめ

漫画に偏った読書の背景には、子供の好奇心の低さがあります。子供の興味関心を広げる工夫、ブックトークでの魅力伝達、適切な目標設定と賞賛を行うことで、子供は読書のバランスを保ち、多読家へと成長できるはずです。

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