【横須賀市】美しい稲穂が輝く☆稲刈りから脱穀をみんなで楽しみました!ソレイユの丘の田んぼ
横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。
8月にソレイユの丘にある田んぼをご紹介しました。
約1ヶ月経ち、いよいよ稲刈りの時期が来ました。
稲刈り体験開催
2023年9月10日(日)によこすか田んぼ研究会の会員と応募した皆さんが参加し、稲刈り・脱穀・籾摺り(もみすり)体験が行われました。
体験会の数日前には、台風が近づき暴風雨だったため、稲が心配でした。会員さんが事前にネットをかけて保護していたとのことで、倒れておらず安心しました。
当日、田んぼに行くと遠目からでも分かるほど、稲が黄金色に実っています。
青い空と黄色い稲の風景が美しいですね。
稲穂が膨らみ、重みで垂れ下がっています。
開始前に早めに集まった会員さんが上田の稲刈りを始めていました。子どもたちも田んぼに入って、泥まみれになりながら、慣れた手つきで刈っています。
どんどん狩り進めています。狩るたびに稲に止まっていたイナゴやバッタが「バッ」と飛び出しています。近くにいると、長靴にイナゴが止まりびっくりしました。
往復する足跡の模様も美しいですね。
開催時間近くになると、約半分の稲刈りが終わりました。
参加者集合
定刻になり、参加者が集合しました。
よこすか田んぼ研究会の代表者が今回の趣旨と注意事項等を説明して開始。
参加者は下田の稲刈りをします。鎌はよこすか田んぼ研究会が貸してくれます。
初めての方は会員さんにやり方を教えてもらいながら、稲刈りを体験しました。お子さんと一緒に参加した保護者の方々も稲刈りに夢中。刈った稲を持って笑顔で記念撮影する参加者もいました。
刈るにはコツがあります。教えてもらった通りに私も体験してみると「ザクッザクッ」と刈り取る感覚が快感です。8月には柔らかかった稲は硬くなっており、触った感覚の違いも初めての発見です。
刈った稲は天日干しをします。束にして、はさ掛けにかけていきます。
この束が結構重いのです。子どもたちも「よいしょ」と言いながら、掛台にかけています。
スズメに食べられないように網をかけて2週間程度、乾燥させます。
脱穀・籾摺り(もみすり)
炎天下のため、30分という時間を区切って稲刈りが終了しました。次は脱穀と籾摺りです。
脱穀には乾燥した稲を使用するため、事前に1週間前に刈り取って乾燥したものを準備して下さっていました。
参加案内で持ち物に『洗って乾かしたペットボトル(350~500ML)、割りばし1膳』と書かれており、何に使うのだろうと思っていましたが、ここで大活躍です。
乾燥させた稲の穂先から籾(もみ)を落とす作業が脱穀です。ペットボトルに穂先から入れて、割り箸で挟み、稲を抜き取るとスルッと籾が取れます。
すり鉢に入れ、野球ボールでぐるっと回すと、殻が外れます。
左が殻が取れた玄米です。参加者の皆さんも一連の流れを体験して、感激した様子でした。
次の季節を迎えます
稲刈り後の田んぼには水を溜めておき、さまざまな生物の生息場所として残しておくとのこと。
稲刈り後の皆さんは暑い中でも楽しくやり切った達成感の爽やかな笑顔が溢れていました。「飛行機雲も喜んでくれている!」と会員さん。その感性が素晴らしい。
稲刈り後にはトンボやバッタを捕まえる子どもたちの姿もありました。
美しい稲穂の光景や触った感触、土や草の匂い、暑い日差しなど田んぼの体験に心が動いたに違いありません。
会員の皆様、日々の管理や準備等、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
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