今日はクリスマス。ですがド濃厚のおいしいラーメンをアップしますよ。グーグルマップをうろついていて見つけたお店なんですが、これがまぁとてもおいしかったんです。京都市内で濃厚な一杯が食べたい、となったら絶対ハズせないお店、といっても過言ではないのでは、と。では、早速どうぞ。

こちらが「ラーメン ビスカ」さんの店構え。パッと見、ラーメン屋さんには見えませんね。店内に入ってもぽくないのですが、それはもう少しあとでご紹介。場所は京都のラーメン激戦区といえば！ の一乗寺エリア。最寄り駅は一乗寺駅、南西へ600m、徒歩8分ほどのよう。車なら周辺にコインパーキングがあるので、そちらをどぞ。一乗寺のメインストリート周辺のパーキングって「ん！？ んん〜ッ！！」ってくらいのお値段のところも多いんですが、こちらの周辺はそれに比べると、一般的な価格ではないか、と。いや、もちろん駐車場によって違うので、安いところ見つけてみてくださいね。

入り口ドアにはバイクや原付などで来られる方への注意書きもあるので、ちゃんと店の方へ声かけてくださいね〜。

店内はこんな感じ。といってもほかのお客さんがいらっしゃったので、カウンターの一部のみお送りします。この赤いカウンターを見ると、ラーメン屋さんっぽく見えるんですが、なんでしょうか、お店全体から漂う空気感はスナックやラウンジの居抜きって感じ。もちろん、落ち着けることは言うまでもありません。

味変アイテムはこんな感じ。醤油ダレ、お酢、そしてハリッサがあるのが珍しい！ おいしいんですよね、ハリッサって。醤油ダレがあるのも個人的にとてもグーググー。

で、メニューは壁をチェック。パッと見では気づきにくいんですが、麺のゆで加減が選べる、紙エプロンがある、つけ麺もある、スープおかわりもある、ごはんは100円でセルフで一膳好きなだけ取れる、高菜漬けも自由にどうぞ、と細かなうれしい情報がてんこ盛りになっとるんですわ。さらにお店に入ったらご店主が荷物用のカゴを勧めてくれて、ラーメンはネギと肉のちょいマシができてそれは値段が変わらないこと、マシはどちらかだけでもOKなことを伝えてくれます。そんで、ご飯についても冷めたらダメなので、ラーメン来てから取りに行ってもらって器は大小どっちも100円です、ととにかく細やかで丁寧なんですよ。これはラーメンにも期待が高まるっちゅーもんです。

そしてやってきました。「並 こってり」800円、ネギと肉ちょいマシです。おお〜見るからにこってりじゃありませんか！ では、早速……じゃなくて！！ ご飯もお願いしてたんで、ここからご飯を入れに行くんですな。

ご飯エリアがこちら。店の奥の方のカウンター上に置いてあります。写真中央あたりの器が小さい方、右斜め上の赤い内側の器が大きい方なので、好きな方にご飯を入れればOK。大きい方の器はかなりの大きさでして、思わず小を選んでしまったビビリな私です。あ、高菜もここに置いてますよ。

はい、こんな感じ。あらためて「並 こってり」と「ご飯」です。うん、正しいラーメン＆ライスの姿がここにあります。

スープはこんな感じ。濃度が高くて粘度も高くて、こってりなラーメンが食べたいというニーズに、バチコーンとハマるおいしさ。で、濃いんです、濃いんですが、イヤな感じの油分とかを全然感じないので、重たくないんですよ（個人的感想ですが）。濃いけどあとでもたれないというか。これはかなりおいしいです！

麺はこちら。個人的には、このこってりスープならもう少し太い麺を合わせたいとも思いましたが、それはあくまで好みの話。スープを絡めてズズズズーゾゾゾゾーと食べてるうちに、ひとつの考えが頭に浮かびました。

それは「かえ玉せなアカンやん！」ということ。ということで、「かえ玉 1玉」120円をお願いしました。スープと麺の絡みがいいので、替え玉を目論んでる人は、スープの量をバランスを取りながら食べ進めるのがオススメ。私はほぼまぜ麺くらいになってましたが、かまいません、おいしいんだから。あ、「かえ玉」は半玉60円も用意されております。痒いところに手が届きまくり！

そんでもって、ここでハリッサの登場です。ラーメンにハリッサを合わせるって多分初めての経験なんですが、考えてみれば合わないワケがない。ということでハリッサプラス、さらにちょいと醤油ダレも足したりしつつ、ご飯もワシワシいただきつつ、満腹でごちそうさまでした！ 帰りしな、お支払いしていると「たくさん食べていただいてありがとうございます」とご店主。なんだか食いしん坊バンザイな気分でうれし恥ずかしでございました。

こってりラーメンがビタッとハマッた「ラーメン ビスカ」さん。これは「あっさり」も気になるし、「超超濃厚豚骨＋熊本天草産うるめいわしの削り節のスープ」で「〆の卵黄かけご飯付き※卵黄抜きも可能です」な「つけ麺」も気になりすぎるし、さらに「東京・武蔵境の名店 きら星公認」の「チェンジ郎」も同じく食べずにおれない魅惑の一杯でして、再訪は間違いありません！ 上質な濃いラーメンが食べたいというアナタ、ぜひ行ってみてください！！