Yahoo!ニュース

【秋田県大仙市】9月1日オープン!大仙市刈和野『たむら屋』の新感覚なすっぽんらぁーめんとは?

KANEYANWEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市刈和野に新規オープン!スッポン料理が楽しめる『たむら屋』とは?

すっぽんらぁーめんすっぽんうどん

そんな今まで誰も口にしたことがないようなパワーワードを引っ提げて、大仙市刈和野に新たな食堂が誕生した。最近は大仙市にも新規で食堂がオープンすることは珍しくないが、まさかのスッポン様の参入だ。魅惑のすっぽんらぁーめんとは如何に。さっそく私は9月1日にオープンしたばかりの『たむら屋』へと向かった。

たむら屋
たむら屋

店の入口前ではスッポンのキュートなイラストの幟に挟まれて、リアルスッポンの甲羅が絶賛ひなたぼっこ中だ。店に入る前から、すでに漂うスッポン感。スッポンを通じて、今日は新たな自分に出会えそうだ。

店の入口前ではスッポンの甲羅がひなたぼっこ中だ
店の入口前ではスッポンの甲羅がひなたぼっこ中だ

店に入ると気さくなご夫婦が迎えてくれた。パワフルな和食職人のご主人と親切で優しい雰囲気の奥様が織りなすスッポンの世界。まだオープンして間もないが、噂を聞きつけて遠方からやってくる方も多いようだ。

品書き

品書き
品書き

すっぽんらぁーめん(塩味・味噌味):1,200円、すっぽんうどん:1,200円、すっぽん春雨:1,000円 ※全メニュー9月は200円引き

昼のメニューは3品のスッポン料理の中からチョイス。私が選んだのは売切れ御免のすっぽんらぁーめんだ。ご主人曰く、スッポンの味ががっつり伝わるとのことでおススメの塩味でファイナルアンサー。ちなみに9月はオープン記念価格で全メニュー200円引きだ。

これはハマりそう!『たむら屋』の新感覚なすっぽんらぁーめんとは?

すっぽんらぁーめん:1,000円(9月オープン記念価格)※通常価格:1,200円
すっぽんらぁーめん:1,000円(9月オープン記念価格)※通常価格:1,200円

スッポンの鍋は何度か食べたことがあるが、この「すっぽんらぁーめん」という形態は私自身も初体験である。メンマ、舞茸、人参などの彩り豊かな具材の中で、圧倒的な存在感を示しているのはもちろんスッポンだ。そんな新感覚なラーメンにご主人おススメの胡椒を投入して、いざ実食といこう。

スッポンのエンペラーは言わずもがなプルップルだ
スッポンのエンペラーは言わずもがなプルップルだ

あっさり系塩味のスープの中で躍動するスッポン。身の部分は柔らかくも食べごたえがあり、エンペラー部分は言わずもがなプルップル。スッポンの醍醐味がガッツリと詰まったラーメンに仕上がっている。クセが強い食材に思われがちなスッポンだが、思ったよりもクセがなく食べやすいため、スッポンビギナーの方にもおススメだ。

「スッポンよりも俺のほうがクセが強いから!」

ちなみに、そう言って豪快に笑うのは、まもなく80代とは思えない野球好きの若々しいご主人だ。

〆に残ったスープをご飯にかけておじや風に
〆に残ったスープをご飯にかけておじや風に

9月は小ライスが無料とのことで、〆に残ったスープをライスにかけておじや風に。スッポンといえばコース料理がスタンダードで気軽に手を出せない印象だったが、すっぽんらぁーめんはこの価格で余すところなくスッポンを楽しめるためコスパ的にも大満足だ。

和食職人として東京でも活躍されたご主人が、地元の大仙市で紡ぐスッポンの魅力。次は味噌味か、それともうどんにするか。丁寧なご夫婦に見送られながら店を出て、ふとそんなことを考えた私は、すでにスッポンの虜だ。

【店舗情報】
たむら屋
住所:秋田県大仙市刈和野天神前2
営業時間:11時~14時(夜は要予約のみ)
定休日:水曜日
電話番号:0187-75-0212

WEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

KANEYANの最近の記事