《朝5時から》関内駅前に本格的な中華朝食が!メニューだって多種多彩、大満足まちがいなし【横浜市中区】
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
みなさんは、「朝ごはん」はどちらで食べていらっしゃいますか?
だいたいは家で食べるか、コンビニ買ったものや飲食店での食事で済ますか、中には「食べません」という方もいらっしゃると思います。
1日の活力の源となる朝食は、出来る限りしっかり食べておきたいもの。
横浜中華街を擁するハマっ子の皆さんの中には、中華をこよなく愛する方も少なからずいらっしゃると思いますが、今回はそんな中華大好きな皆さんに中華な朝食を紹介したいと思います。
そう、今回紹介するお店は関内駅前にある、「関内餃子軒」さん。
おいおい、居酒屋じゃんよ! という声がここまで聞こえてくるかのような気分ですが、なんとこの時に訪問したのは朝6時です。
冬なので、朝だか夜だかわからない写真になってしまいましたが、この「関内餃子軒」さんは最近になって朝食を始められたそうです。
「手作り本格中華朝」が朝5時〜11時までという、なんとも心強いもの。
さっそく店内に入ると、真ん中にカウンターがあります。
その周りを囲むように、グルリとテーブル席が配置された構成。
平日の朝6時なのに、ジョッキをガンガンあけている方たちもいるのが頼もしいですねぇ。
みうけんも夜勤明けの時に朝から飲んだりするのでわかりますが、朝に飲むお酒って美味しいんですよね。
朝食メニューは、なるほど本格的です。
肉まんだけではなく、ナズナ入り肉まん・青菜シイタケまん・酸菜肉まんが揃っていたりして。
また、特筆すべきは中国の朝ご飯の定番、おかゆがあること。
焼き餃子もあるが、実は水餃子が推しだったり、中国式揚げパンの油条や豆腐脳があるところなど、さすがは本格中華朝食をうたうだけあります。
◆ピータン粥(皮蛋痩肉粥:450円)
◆揚げパン(油条:1本260円)
まずは、おかゆから。
注文してすぐに供されるのが実に良いですねぇ。
メニューに「皮蛋痩肉粥」とありますが、皮蛋はピータンを、痩肉は中国語で赤身肉を意味します。(脂身は肥肉)
最初は、これを食べれば痩せるよ! という意味かと勘違いしていました(笑)
食べてみると、けっこうアツアツで身体の芯からあったまります。
干しエビの出汁がしっかりしていて、お口の中で炸裂する旨味とコクが素晴らしい。
ご飯はしっかりと煮込まれており、実にやわらかです。
ピータンと肉は細かく切ってあるものが底の方にたくさん入っていました。
薬味としてネギとパクチーもしっかり香る逸品。
トロトロで出汁がしっかりなおかゆ、プリプリで独特な美味しさの皮蛋、全体をキリッと引き締める薬味たちが、それぞれ良い仕事をされています。
さて、ここで油条の出番です。油条は中国で伝統の揚げパンで朝食の定番。
揚げパンと書きましたが、中国では厳密にはパンとは区別されています。便宜上、日本では揚げパンと表現される事が多いです。
ちぎってみると、外はカリッと、中はふんわりとしています。
しっかり揚げてあるので実はオイリー。しかし中はフッカフカで優しい味わい。
今回は、ちぎっておかゆに入れて食べました。
そのまま食べても美味しいですが、あまり味付けがされていないので、お粥のお供にするのが定番だそうです。
しっかりした油っ気と、ふんわりした食感が実に素朴な美味しさ。
おかゆの水分を吸ってシナシナになったものも、また美味しいです。
なにより、大きいのでガッツリ食べられるのが良いですよね。
おかゆ1杯と、油条1本のおかげで、この日は1日元気に過ごせました。
◆◇◆後記◆◇◆
朝に中華粥を食べられるお店は、横浜中華街には何軒か存在します。
関内界隈でも数年前にはありましたが、コロナ禍の逆風のなか、朝食を取りやめてしまったお店も多かったです。
それでもコロナ禍も落ち着いてきて飲食店がふたたび賑わいを取り戻し、このように営業時間を拡大してくださるのは、実にありがたい事です。
関内駅前の「関内餃子軒」さん、ランチや夜の利用はもちろん、朝ご飯にもオススメなお店です。
お試しを!
関内餃子軒 (Rettyページ)
045-222-7672
横浜市中区港町4-15-2
営業時間 24時間
定休日 無し
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。