【京都市西京区】いったいどれだけあるんや逸品メニュー 松尾大社近くの新鮮魚介と地酒・焼酎充実の居酒屋
嵐山や鈴虫寺、苔寺などもすぐ近くとなる松尾大社周辺の松尾地域は、桂川を中心に風光明媚な自然に囲まれた中にある閑静な住宅街です。2024年2月16日にその松尾大社から府道29号線を歩いていると、しばらく下がったところに深夜営業をやっている店がありました。
シックな木枠のガラガラ玄関にぼっと浮かび上がる龍馬と書かれたおそらく一木の扁額が風情があって、「一杯やって帰ろうか」と酒呑みの心を刺激します。「龍馬本店」は、新鮮魚介料理と地酒・焼酎充実の居酒屋が売りの店。店内に入ると、広々とした開放的な空間にカウンター席や掘りごたつ席もあって、開放的な空間が広がっていました。何より若々しいスタッフらの掛け声が威勢があってここちよい。店長に伺うと総席数は85席あるのだそう。
「いったいどれだけ逸品や酒類があるんやろ」とまず驚かされたのが、店内中に貼られている筆書きで書かれた数えきれないメニューの多さです。目移りして何を頼もうか悩むこと5分、まずは「飲み物いかがいたしましょうか」ということで、「ふぐのヒレ酒」を注文しました。「美味い! 1日中仕事で疲れた体に染み渡るう~」。
龍馬ということでやはり高知から仕入れの「マグロ赤身造り」と「寒鰤の串焼」をいただきました。魚は新鮮そのもの。食べやすく一口大の串焼きにしてあるブリも絶品です。
「白身魚のかぶら蒸し」や「イサキの西京焼き」と〆には高知県南国市「ヤマサキ農場」から直送の柚子の香りがする「玉子かけごはん」を注文。美味すぎて酒もどんどん進みます。ヒレ酒は継ぎ酒もお願いしました。実は筆者は高知県出身なんとも嬉しい限りです。
他にも鯛めし、茶碗蒸しや海老とアボカドのパングラタン、アヒージョ、いぶりがっこのクリームチーズ、コッペガニから鴨南蛮蕎麦、ヤゲン軟骨、知覧鶏の山椒鍋、黒毛和牛などなど、酒は「雨後の月」や「伯楽星」とこだわりの地酒もたくさんあって紹介しきれません。何度来ても飽きない店ですね!
嵐山周辺にお越しの際はぜひお立ち寄りください。但し、満足しすぎて、ついつい吞み過ぎないようにご注意を!
「龍馬本店」(外部リンク)京都市西京区松室中溝町 ハイツサンモア1F
075-391-9090