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3日後にライト級サバイバルマッチを控えた両者

林壮一ノンフィクション作家/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属
(C)Amanda Westcott/SHOWTIME

 4月16日にテキサス州アーリントンで催されるWBA/WBC/IBF統一ウエルター級タイトルマッチの開始ゴングが近付いてきた。現地時間の13日、決戦の地であるテキサス州アーリントンで、出場選手による公開練習が行われた。

 誰もが軽く動いただけであったが、ビッグマッチを前に嫌でも期待は高まる。今回はメインイベントも楽しみだが、セミファイナルのリングに上がるイサック・クルスも非常に気になる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20220408-00289146

 そのセミファイナルに出場するイサック・クルスと、ユリオルキス・ガンボアの言葉をお伝えしよう。

(C)Amanda Westcott/SHOWTIME
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 クルスは語った。

 「物凄く興奮しています。私を温かく迎えてくれたテキサスの皆さんに、お礼を言いたいですね。試合が待ち切れません。皆さんに、いいファイトをお届けしますよ。何だか、ホームタウンでの試合のような感じです。それがモチベーションを上げてくれますね。

(C)Amanda Westcott/SHOWTIME
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 (2021年12月5日の)ジャーボンテイ・デービス戦では、自分のキャリア内で最も多くの事を学びました。1インチでも成長しようと肉体も精神も鍛えてきました。KOでも判定でもいい。必ず勝ちます。見る人が喜ぶクリーンな試合を披露しますので、どうかお見逃しなく」

(C)Amanda Westcott/SHOWTIME
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 ガンボアも言った。

 「この試合が実現し、本当に嬉しいよ。今日、お集まりの皆さんに感謝する。だからこそ、いい試合にしてみせる。当日が待てないぜ。

 過去はまったく関係ない。勝利には、自信と信念が不可欠だ。それらを持って俺は戦う。試合ってのは全て異なるものだ。大事なのは、いかに準備して自分を証明するかさ。俺がライト級でもトップであることを見せてやる。

(C)Amanda Westcott/SHOWTIME
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 昨年末、代役としてWBAライト級王者のジャーボンテイ・デービスに挑み、敗れながらも存在感を示したイサック・クルス。そして、これまでにWBA/IBFフェザー級、WBA暫定スーパーフェザー級、WBA暫定ライト級のタイトルを手にしたユリオルキス・ガンボア。

 個人的にはクルスが有利と見るが、どんなファイトになるだろうか。

ノンフィクション作家/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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