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セミシ・マシレワ、きょうも江頭2:50パフォーマンス炸裂?【ラグビー旬な一問一答】

向風見也ラグビーライター
タイツ一丁で過激な動きをする日本のコメディアンとの類似性が指摘される。(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 ラグビー選手のセミシ・マシレワがトライを決めれば、そっくりと言われるお笑い芸人の江頭2:50をまねたパフォーマンスを披露する。

(45秒目以降に注目)

 4月19日、東京・秩父宮ラグビー場。ハリケーンズとの第10節では23-29で惜敗も、先制を含めて2つのトライをマーク。26日も同会場での第11節にウイングとして先発し、チーム3勝目を目指す。

 ハリケーンズ戦後、自身のプレーや話題のパフォーマンスについて語っている。

 以下、共同取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。

――好調の理由は。

「特別なことはありません。ただ、真ん中にいる選手がハードワークをしてくれているおかげで、僕たち外の選手がトライを取れます」

――周りからあなたへの信頼感が増しているのでは。

「信頼は感じます。信頼なしでは、ここまでできない。逆に、私も皆のことを100パーセント信頼しています」

――トライ後のパフォーマンスについて。ずいぶんとスムーズに出ていますが、普段から練習しているのですか。

「特にしていません! (3月、敵地オーストラリアでの)ワラターズ戦の前、田中史朗選手がプールサイドで江頭さんの動画を見せてくれたことで始めました」

――すっかりラグビー界の有名人になりました。本人にも「会いたい」と言えば会えるのでは。

「サポーターには感謝します。勝っても負けても応援してくれているので。きょうはスタンドで『マシレワ2:50』というボードを掲げてくれているのを見ました。嬉しいです。フィールドに立っていても声援は聞こえます。日本のサポーターは、両チームを応援してくれているので素晴らしいと思います」

 大きなストライドの走りには注目が集まる。

 

ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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