里庄町が企画・発行している「里庄カレーなんとか」のガイドブックを眺めながら「ここ、行ってみたいなぁ」と呟いた息子。

どれどれ？と見てみると、11番目に紹介されている

「THE GREAT LAKES（ザ グレイト レイクス）」でした。

里庄町で有名なアカセの家具屋さん、カフェもやってたのか。そりゃ、行くしかない。

100年後のアンティーク家具へ

AKASE株式会社が展開する国産家具ブランド「マスターウォール」のコンセプトは「100年後のアンティーク家具へ」。100年経っても愛着を持って使い続けられるような、質の高い家具がここで製造されています。

カフェは工場の敷地内、ショールームの向かいにあります。2023年にオープンしたばかりなので建物も内装も新しくて綺麗。

店名はアメリカの五大湖が由来とのこと。マスターウォールの家具には、五大湖周辺の寒く厳しい環境で育った良質な木材が主に使用されています。お店のロゴも五大湖の形になっていますね。

テーブル席やソファー席、それぞれ違った家具でどの席に座ろうか目移りしました。どれも座り心地の良さそうで、すべての席を制覇してみたい気分。

おひとりさまでテーブル席でゆったりランチを食べている方、穏やかに語り合うカップルなど客層はさまざま。奥の個室っぽいスペースからは女子会らしい数名の賑やかな笑い声が聞こえてきました。

▼注文したもの

お目当ては「スパイスカレー（あいがけ）」。サラダ付きで1,320円ですが、メニューを見るとデザートやドリンクも魅力的だったので、お得な「ドリンク・デザートセット（1,980円）」にしました。

トマトとリーフだけのシンプルなサラダではあるものの、みずみずしくて美味しかった。特にトマトがフルーツのように甘くて、びっくり！

メニューの冊子に農場も運営していると書かれていたので、自家栽培なのか尋ねると、笠岡市干拓の「サラファーム」のものだそう。

実は、私はトマトが苦手。

そんな私でも「いくらでも食べられる！」と思ったくらい美味しかった。

おまちかねのカレーが運ばれてきました。

チキンのスリランカカレーと豚ひき肉たっぷりの薬膳カレーの2種類が楽しめます。

スパイスカレーというと、辛そうな響きだけれどほどよい辛さで食べやすい。

カレーとカレーの間をライスがブロックしてくれているので、味が混ざることなく食べ比べができます。

「どっちが好みかなぁ？」と思いながら食べていると、どちらも美味しくてあっという間に食べ終わってしまいました。

デザート・ドリンクセットは、メニューの中からどれを選んでもOK。写真のアフォガードは単品だと660円なので、セット価格で得した気分。

アフォガードは、エスプレッソを自分でかけるのも楽しかったな。

手作りプリンは頭に乗せたクリームが可愛く、テンション上がります。固めの仕上がりでありながらなめらかな食感が絶品でした

雰囲気も居心地も良いお店なので、食後すぐに帰るのは勿体ない。せっかくなので、デザートとドリンクでゆったりするのがおすすめですよ。

▼お店への行き方（笠岡方面から）

オートバックス手前の道を右折します。

ちなみに、ナビには手前の細い道を案内されましたが、圧倒的にこちらの道の方が行きやすいですよ。

私はナビに従ったばかりに、車がすれ違えないような細い細い道を冷や冷やしながら走る羽目になりました。

カフェがあるとは思えないような景色が続きますが、気にせず進みましょう。

ゴルフ練習場を抜けるとすぐ。カフェは、家具の製造工場やショールームと同じ敷地内にありますよ。

「里庄カレーなんとか」のおかげで、またひとつお気に入りのお店ができました。皆さんもガイドブックを手に入れて色んなお店を回ってみてくださいね。