【里庄町】「カレーなんとか」を道しるべに出かけてみたら、イタリアンな絶品カレーと出会えました
里庄町で実施中の「里庄カレーなんとか」を知っていますか?
食を通じて町を盛り上げよう!ということで、町役場の企画商工課の方が推進している企画。里庄町内のさまざまなお店のカレーに関係するメニューを紹介してくれています。
<ルールは3つ>
- 広くカレーに関係すること
- 町内で製造・提供されていること
- 「食」を通じてまちを盛り上げること
▼告知ポスター
私は新聞でこの企画を知って「なんだか面白そう!」と、特設サイトを覗いてみました。小さな町の中に、こんなに多くの多種多様なカレーにまつわる商品を提供するお店があるのかとビックリ。
現在の参加は11店舗。キャンペーン期間は特に決まっていないようなので全店制覇も目指せそう。どんな「カレーなんとか」に出会えるかを楽しみに、コツコツ行ってみましょう。
音楽好きが集うイタリアンレストラン
最初に向かったのは、公式ガイドマップでも1番目に紹介されている「Macaret(マカレ)」。太口手延べ麺パスタが特徴のイタリアンレストランです。
ちょっとした高台にあるので、眼下に広がるのどかな田園風景に心が和みます。
オープンすぐの早めの時間に伺いましたが、続々とお客さんが。地元民っぽい家族連れから、大阪や佐賀などかなりの遠方からも来ているようでした。女性グループからカップルまで幅広い客層。
Macare’s「カレー○○」
公式ガイドブックに掲載されているのは「ドライカレー」950円(税込)。でも、ピザ系の「カレーなんとか」もあるというのでそちらを注文しました。
ドライカレーや手延べ麺パスタも捨てがたいけれど、ここのピザは本当に絶品。せっかくマカレに来たのならピザ食べなくちゃ。
店名を冠したピザ。メニュー表には「マカレピザ」と書かれていましたが、公式Instagramでは「マカレーピザ」と紹介されていました。要はダジャレですね。こういうノリ、好き。
自家製のドライカレーとウインナーにイタリア産チーズをのせて焼き上げられています。上にパラパラとかかっているのは、揚げたそうめん。ちょっと塩気が効いていて食感もアクセントになって良い感じ。自家製のクリスピーな薄手の生地で、サクサクッといくらでも食べられそう。
パッと見ではカレー感ないですが、写真で黒っぽい塊で映っているのがドライカレーです。ソースがカレー味というわけではないので、チーズピザの味も楽しみつつ、時折カレー味もやってきて二度美味しい。
ネーミングにどうにもこうにも心惹かれて、2品も頼んでしまいました。
ピザ生地をナンに見立てて焼き上げられたものが、グリーンカレーに添えられています。確かにナンなのか、ピザと言うべきか、わっかんないですね。
既にピザを1枚平らげてお腹がいっぱいのところにプクーと膨らんだものがテーブルに運ばれてきたので「え?なに?デカっ!食べきれるか?」と軽く震えました。恐る恐る切ってみると、中は空気。ほっ。
ナンなのかピザなのかわからないものを浸していただきます。どう表現してよいか、語彙力を失うくらいに美味しかった〜。お腹いっぱいなのに口に運ぶたびに「美味しい!」と連呼してました。タイに行った気分になる本場の味。タイに行ったことはないけれど。
「辛いものが大丈夫なら」とおすすめされたけれど、そこまで辛さは気にならず。ココナッツミルクでまろやかでコクのある味わいでした。クセも無くて食べやすい。
軽いスープと見せかけて、かなり具だくさんで食べ応えがあってドカンとお腹にきます。
またこちらの店に来ることがあったら同じメニューを注文したいなと思うほど2品とも最高。1人だとお腹パンパンで苦しくなるので家族や友だち数人とで訪れて、あれやこれや注文してシェアしながら色々食べたいと思いました。次はドライカレーも食べてみたいな。
▼お店への行き方(笠岡方面から)
国道2号線の笠岡方面からだと「魚専」の前、「里庄駅前交差点」を右折します。
しばらく走ると、左手にチラリと店が見えてきますよ。
「宮地・狭田」と書かれた看板の手前を左折。
道なりに進むと、正面に第2駐車場が見えてきます。イタリア国旗カラーのMcareの看板が目印。
店前の駐車場は4台で少し狭い道を進むので、こちらに車を停めて歩いても良いと思います。
第2駐車場から左に進むと細い路地があるので、そこを登っていきます。道なりに進めば店舗はすぐそこ。
JR里庄駅からなら、この案内とは違う細道を通れば徒歩で500m超。車でも公共交通機関でも行きやすい便利な場所にありますよ。