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【新宿区】「ちょっとお茶でも」を赤ちゃんと一緒でも楽しめる!親子で安心して過ごせる「ミマモcafe」

嵐山ゆりかライター(東京都新宿区)

都営新宿線「曙橋」駅から徒歩6分、都営大江戸線「若松河田」駅から徒歩8分。河田町ガーデンの集会室で月二回開催される親子サークル「ミマモcafe(カフェ)」をご紹介いたします。

ミマモcafeとは

ミマモcafeは、現役子育てママたちがボランティアで運営している子育てサークルです。開設11年目を迎え、新宿区地域コミュニティ事業の助成対象になるほどの実績があります。
「お茶とお菓子をいただきながら子どもと遊べる場がある」と友人から教わり、以前から興味を持っていました。今回は親子で参加する機会に恵まれたので、実際に体験した様子をレポートいたします。

集会室前の道

集会室への道のりは、初めてだと少し迷うかもしれませんが、大丈夫。現地の案内図を頼りに、3号棟の南側、緑が綺麗な歩道を奥に進みます。

ベビーカーでもゆったり通れる歩道
ベビーカーでもゆったり通れる歩道

奥へ進み続けると、集会室の入口があります。
カフェがオープンしている間はドアが開かれています。ベビーカーや自転車を置いておけるスペースがあるのは有難いですね。

集会室入口。スロープの手すりが目印。
集会室入口。スロープの手すりが目印。

受付

現地に到着したら受付をします。
参加料は一世帯300円。お子様が何人いても大丈夫です。
0歳から3歳までの未就学児が優先となりますので、4歳以上のご兄弟も一緒に参加される場合は、事前にInstagramのDMにてご連絡をお願いします。

来場者受付表(今回はご好意で無料にしていただきました)
来場者受付表(今回はご好意で無料にしていただきました)

受付表に記入している間、赤ちゃんを抱っこしてくれるスタッフさんも!みなさん現役ママさんだけあって、細やかな心遣いが嬉しいです。

室内のようす

受付をすませたら、遊び場へGo!
広々としたお部屋の中に、プレイスペースとお茶をいただくテーブル席が、程よい距離で配置されています。

プレイスペース
プレイスペース

お友だちと目新しいおもちゃの気配を察知した子どもは、一目散にプレイスペースへ向かいました。

テーブル席からの眺め。緑に癒されます。
テーブル席からの眺め。緑に癒されます。

妊婦さん専用の椅子も、授乳クッションやケープの用意もあります。

みんなで遊べるイベントも!

10時のオープンから、徐々に参加者さんが増えてきました。本日の参加者さんが集まりきった頃合いをみて、イベントの始まりです。
この日は、ミマモcafe代表のさゆりさんによるリトミック教室が開催されました!

代表のさゆりさんによるリトミック講座
代表のさゆりさんによるリトミック講座

音楽に合わせて歌ったり動いたりしている間に、不思議と心の距離が近くなるようです。子どもたちの楽しそうな笑い声が聞こえてくると、ママたちも自然と笑顔になりますね。

人数が集まるとバルーン遊びも盛り上がる!
人数が集まるとバルーン遊びも盛り上がる!

お菓子は製菓学校からの寄付

この日は、美味しそうなケーキがたくさん用意されていました。まるでケーキ屋さんのよう!
これらのお菓子は、近隣の製菓学校から寄付でいただいているそうです。とても美味しくて、うちの食いしん坊な子どもと奪い合いに、もとい、大変美味しくいただきました。

思わず目にハートマークが浮かんでしまいそうなお菓子
思わず目にハートマークが浮かんでしまいそうなお菓子

ドリンクコーナーでは、お茶とジュース、ホットドリンクが選べます。ノンカフェインのティーバックなどがあるのは、妊娠・授乳期のママにも嬉しい配慮ですね。
紙コップには名前を書くシステムなので、子どもを追いかけて席を立っても、誰のものかわかるので安心です。

セルフサービスのドリンクコーナー
セルフサービスのドリンクコーナー

ミマモcafeはみんなの想いで築かれてきた

ミマモcafeを立ち上げた初代スタッフのゆうさんにお話を伺うことができました。

――このようなサークルを立ち上げようと思われたきっかけは?
ゆうさん:
「小さな子どもと過ごしていると、ゆっくりお茶も飲めないですよね。11年前は今ほどお子様連れ歓迎のお店も少なかったですし。それなら自分たちで何とかしようと、同じ想いを持つママたちと協力し始めたのがきっかけです。」

――自分の飲み物より子どもが優先の生活に、どうしてもなりがちですものね…。
ゆうさん:
「お茶は冷めるし、麺料理はのびたものしか食べられない(笑)」

この会話をしただけでもう、ここに気持ちわかってくれる人いた!と嬉しくなる私…。
普段、小さな人と一緒だと、安全の確保だけでも母はどうしても気を張りつめがち。そんな毎日の中で「そうだよね」と受け止めてもらえる会話ができるだけで、肩の力が抜けるような、そんな癒しの効果を感じました。

ゆうさん:
「ミマモcafeは保育士さんや看護師さんなどの専門家がいるわけではないので、できることは限られています。でもお茶をゆっくり飲むひとときだけでも、ほっと安心して過ごしてもらえたら。その考えに共感してくれるボランティアの仲間と続けてこられました。」

今年度も新宿区からの助成金対象となり、東京おもちゃ美術館で新しいおもちゃを購入できたそう。子どもに良いおもちゃで遊んでもらう機会が増やせるのは、親としても嬉しいですね。


初めて参加するときは少し勇気がいるかもしれませんが、大丈夫!ここには、そんな気持ちもわかってくれる、優しいスタッフさんがいてくれます。


子育ては一人でするものじゃない。親も子も、みんなで共に育ちましょう。
ちょっとお茶して、ほっとして。そうしたら、子育てする力がまた湧いてくるかも!

ミマモcafeは、子どもだけでなく、子どもを育むみんなのオアシスのような場所でした。


※次回の開催は6月21日(水)10:00〜12:00です。
※7月は5日(水)と19日(水)10:00〜12:00開催予定です。

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みんなで見守る 子育てひろば
ミマモcafe河田町
【住所】東京都新宿区河田町3番51
    河田町ガーデン3号棟・集会室9
【活動日】月2回 水曜日
【活動時間】10時~12時
※開催日の詳細はInstagramでご確認ください
※予約不要(4歳以上の兄弟同時参加の場合はInstagramのDMにて連絡をお願いします)
ホームページはこちら。
ボランティア募集もしています。
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ライター(東京都新宿区)

新宿区在住15年。華やかな繁華街のイメージだけではない、暮らす街としても魅力的な新宿をお伝えいたします。

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