こんにちは。スイーツコンシェルジュの南森エレナです。今回は、先日立ち寄ったカフェで見つけた絶品のベイクドチーズケーキについてご紹介します。チーズケーキは主にベイクド、レア、スフレがあり、その中でも「ベイクド」チーズケーキはポーランドのポドハレ地方が発祥。「トゥファルク」というフレッシュなチーズを使用した「セルニック」と称されるチーズケーキが家庭のお茶菓子として親しまれています。

そんなポーランドの「セルニック」を忠実に再現したベイクドチーズケーキが楽しめるのが、東京都世田谷区上町にある「カフェ ヤスクーカ」。

世田谷線沿いで人気のカフェ

「カフェ ヤスクーカ」は、東急世田谷線「上町駅」より徒歩3分。世田谷区のイベントで有名なボロ市が行われる「ボロ市通り」沿いにあります。かわいいツバメが描かれた看板が目印です。

店内はコーヒーや食事、スイーツをゆっくりと楽しめる喫茶店らしい落ち着いた雰囲気。テーブル席やゆったりとしたソファー席があり、ひとりでもゆっくりと利用できるカウンター席には電源コンセントの設置、Wi-Fiも完備されています。

ポーランド風チーズケーキ「セルニック」

こちらが、カフェの店主さんが試行錯誤して開発した「セルニック〜ポーランド風チーズケーキ〜」です。このチーズケーキを開発するにあたり、ポーランド広報文化センターから伝授されたレシピを元にアレンジして再現。小麦粉を使用していないグルテンフリー・低糖質なのもこだわりです。ただ、チーズケーキの原材料でもあるトゥファルクが入手できず、代わりになるチーズをイチから作ったのだそう。

完成後、実際カフェの近所に住むポーランドの方が食べたところ、とてもおいしいと絶賛されたそうです。そんなことをお聞きしたら、食べる前からワクワクが止まりません。

一口目からほのかに香るチーズの風味が爽やか。クリーミーで濃厚な生地は口の中に入れるとほろほろと崩れていき、スッとなくなっていきました。チーズ独特のクセや臭みは全くなく、あっさりとした甘みと塩味が感じられました。食べた後の軽やかさとチーズの余韻も楽しめますよ。

自家焙煎したコーヒーと一緒に合わせてみて

「カフェ ヤスクーカ」では、店内に焙煎機を設置しているため、自家焙煎をした淹れたてのコーヒーを飲むことができます。「セルニック」に合わせるオススメのコーヒーは、中煎りのグアテマラ、または深煎りのマンデリン。そのほか、飲みやすいブレンドなどコーヒーの種類は豊富なので、その日の気分で選んでみてください。

一般的なチーズケーキの概念が覆される「カフェ ヤスクーカ」のベイクドチーズケーキを、ぜひ一度食べに訪れてみてください。