今年1番の降水量を観測したところもある13日から一転、14日は大陸生まれの乾いた空気を持った高気圧に覆われそうです。広い範囲でカラッと晴れて、すがすがしい陽気になる見込みです。
5月だから気持ちのよい晴天なんてよくあるだろうと思いきや、今週は14日を逃すと雷雨や季節先取りの暑さが日替わりでやってきそうです。

晴れマークが多いけど…

14日以降の天気予報を見ると全国的に晴れマークが並んでいますが、安定して晴れるのは14日くらいで、15日以降はところどころで雨が降りやすくなっていきます。
特に16日（木）～17日（金）は北日本から東日本にかけて雷雨になるところも。

また18日（土）には東京・名古屋・大阪で28度予想と、本州各地で真夏日に迫る暑さとなる予想。

「これぞ5月！」と言えるような、すがすがしく晴れてちょうど心地よい気温になるような日は、意外と少なくなりそうです。

全国的に暑さ長引く

週間予報よりも先の期間について、気温や降水量が平年を大きく上回ったり下回ったりしそうな場合、気象庁は「早期天候情報」を出します。

それによると、19日（日）以降はほぼ全国的に気温が平年を上回る予想。今週の暑さは一時的なものではなく、来週にかけてしばらく暑さ対策が必要になるでしょう。

沖縄・奄美の梅雨入りが見えてきた？

さきほど掲載した週間予報で、沖縄の那覇は18日（土）以降、曇りや雨の日が続く見通しとなっていて、奄美でも同様の予報が出ています。

今年は沖縄・奄美での梅雨入りが遅れていましたが（平年日は沖縄5月10日、奄美5月12日）、ついに梅雨入りしそうな状況です。

なお、気象庁発表の1か月予報ではこのタイミングで本州付近でも降水量が平年を上回る見通しで、沖縄・奄美以外でも今週の晴れ間は貴重になりそうです。