【神戸市】廻船問屋で大成功を収めた 高田屋嘉兵衛 本店の地と顕彰碑
高田屋嘉兵衛 本店の地
高田屋嘉兵衛は、江戸時代後期に現在の函館や北方領土などを開発し海運業者として尽力し成功を収めた人物。淡路島の出身で兵庫津に出て船乗りになったことから海運業に進出しました。その高田屋嘉兵衛の本店の地だった兵庫津の場所に記念碑が建てられています。
跡地としては特に残っているものはありませんが、当時の門柱らしい石柱が展示されています。
記念碑には、高田屋嘉兵衛を紹介するパネルや当時と現在の周辺地図などが展示。大きな功績を残して兵庫津を繁栄させた偉人のひとりとして広く紹介されています。
竹尾稲荷神社にある高田屋嘉兵衛顕彰碑
高田屋嘉兵衛 本店の地のはす向かいに竹尾稲荷神社があり、その境内には高田屋嘉兵衛の顕彰碑が建立されています。
神社にある顕彰碑は1953年(昭和28年)に近くの小学校に建てられたもの。その後神社に移設されました。顕彰碑の背後にある看板には神社の由来とともに高田屋嘉兵衛の紹介も書かれています。
高田屋嘉兵衛の出身地の淡路島に高田屋嘉兵衛公園があり、函館には高田屋嘉兵衛資料館や銅像が建てられるなど関連した施設や碑が各地に現存しています。
竹尾稲荷神社
神戸市兵庫区七宮町1-3-18
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