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【愛犬との暮らし】梅雨に多いトラブル【愛猫との暮らし】

ジメジメの梅雨。

この時期に絶好調な人は少ないかも知れませんが、それは犬猫も同じだったりします。

梅雨に起こりやすいトラブルを事前に知って、少しでも快適に過ごしましょう!

耳・皮膚トラブル

高温多湿である梅雨にはノミやダニ、細菌が 繁殖しやすく、かゆみや外耳炎、皮膚炎などのトラブルが多くなります。

〈お耳をトラブルを見逃さないために〉

・頻繁に耳や首を掻いていないか?

・耳から嫌なニオイがしないか?汚くないか?

などをチェックしてあげましょう。

〈皮膚トラブル〉

・散歩で濡れたところが膿皮症に…

・皮膚バリアが低下して皮膚にカビが…

なども多くなります。

辛い思いをさせないためにもお手入れなどで早く異常に気づけるよう日々チェックしましょう!

食中毒

食中毒の主な原因はウイルスと細菌です。

細菌は高温多湿を好み、種類にはよりますが温度20度以上、 湿度70%以上で一気に繁殖します。

犬猫さんの胃酸は人間より強く、人よりは食中毒になりづらいですが、汚染された物を口にすれば当たり前ですが食中毒になります。

食中毒になると下痢や嘔吐をすることが多く、 ひどくなると脱水症状なども起こりかねません。

ウェットフードや手作りごはんなど水分の多い食事はもちろん、ドライフードもカビなどが発生することもあります。

『胃酸が強いから』と安心せず、人と同様に食中毒に気をつけましょう。

熱中症

『真夏にだけ気をつければOK』 と思う方もいるかも知れませんが、熱中症は5月、6月頃から発生し始めます。

毎日暑い日が続けば身体が慣れてくることも ありますが、この時期のように暑かったり寒かったりすると身体が対応しきれないということもあります。

また、熱中症は気温だけではなく、湿度も大きく関わってきます。

わんちゃんは口呼吸で唾液を気化

ねこちゃんは毛繕いの唾液を気化

させることで体温調節をしますが、湿度が高いとこの気化がうまくいきません!

まとめ

ジメジメして過ごしにくい梅雨。

わんちゃんは

散歩に行けない日が多くてイライラ

ねこちゃんは

雨の日は活動量が減ってダルい

(雨だと狩りの成功率が低くなるので猫さんは 雨の日はあまり動き回らず寝る性質があります)日が多くなるかもしれません。

また、気圧の変化によって人間同様

頭痛、関節痛、疲労感、気分が塞ぎ込む

なども起こり得ると考えられます。

《一生困らない育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート!フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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