【姫路市】12種類の絵柄から選択可、バリスタの兄はラテアート大会3位。調理担当の弟はフランスで研修も
レトロな外観、内観も同じく。姫路市飾東町、播但連絡道・花田インターチェンジ(IC)近くの「LAID BACK CAFFE」です。オープンは2月ですが、建物や内装は以前からの店舗そのままの形を受け継ぎました。
味と美を兼ね備えたカフェラテ
コーヒー豆の香り、ジャジーなBGM、完全な仕切りはないものの3つの部屋に分かれているようなテーブル席。店名通りリラックスタイムの始まりです。
バリスタの桑原優也さんは日本スペシャルティ協会認定のコーヒーマイスター。大手コーヒーショップに5年勤務し、ラテアートの全国大会で3位の成績も残しています。
「味にこだわりつつ、より美しいアートに仕上げるため、豆の焙煎度合い、抽出、ブレンドなどのバランスを追求しています」と説明。
ラテアートに興味津々な千姫は矢継ぎ早に質問を。
千姫:どうやって描くのですか?
優也さん:動画を見て描き順を頭に入れ全体像をつかんで描いていき、細かい部分の質感を出します。
千姫:コツは?
優也さん:練習するのみ。基礎が身につくまでは毎日。5時間続けた日もありましたね。
千姫:はぁ~(感嘆)。
調理を担当するのは弟の拓哉さん。フランスでの研修のほか、播磨地域のパティスリーやイタリアンなどで修業を重ねてきました。最近、生地を変更したピザがおすすめだとか。
LBCの特徴が詰まったお得なランチセット
カフェラテの絵柄は12種類から選べます。
今年は辰年という理由だけで「タツノオトシゴ」をチョイス。「動物系はコーヒーの温度が高いとぼやけてしまうので、少しぬるくなるけれどいいですか」と聞かれました。「いいですよ!」。熱めが好みならウィングチューリップなどを。
イタリア製のマニュアル式エスプレッソマシンの斜め前に立ち、アートが描かれる様子を見学。ピックや爪楊枝を使わず、ミルクの流れだけであっという間に完成しました。
どちらかといえば紅茶派の千姫ですが、中煎りの豆5種をブレンドしているというラテは驚くほど飲みやすい。そう伝えると「コーヒーが苦手な人から、ここのLBCブレンドならOKと言われたこともあります」との返答が。
豆の販売もしています。
ピザは10種類以上の中から、王道のマルゲリータ。
オーダーが入ってからのばす生地はモチモチしています。塩を隠し味にした酸味があるトマトソースがたっぷり、焼きあげてからトッピングするバジルは香り高い。
「お米が食べたい」というリクエストに応じて「ハンバーグプレート」も復活させたそうです。
でもやはり桑原ブラザーズの技を一度に楽しめるのは、ピザ、カフェラテ、サラダ、ハーフティラミス(自家焙煎コーヒーとエスプレッソ使用)が詰め込まれた「ランチセット」かしら。
LAID BACK CAFFE
兵庫県姫路市飾東町豊国735-3
電話番号:079-280-8811
営業時間:9:00~21:00(LO 20:00)
※モーニング9:00~11:00 ランチセット11:00~15:00
定休日:月曜
駐車場:あり
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