【川崎市中原区】武蔵小杉の駅前で川崎の100年先の地図を創る インクルーシブアートの試み
こんばんは!
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さて、先の日曜日、いつものように静岡でお仕事だったのですが、仕事が終わってすぐに急いで武蔵小杉に帰ってきました。
理由は… 駅前でやっていたこちらのイベント。
アートとweb3が描く未来都市
先日、別の現場でご一緒したstudio FLATさんが行う、参加型アートのイベント「アートとweb3が描く未来都市」に少しでも参加したかったのが理由でした。川崎市のアート支援事業「アート・フォー・オール」に採択されたプロジェクトで、実は私も同じように採択された事業にアーティストとして参画しているので、とても気になっていました。
障がいのあるなしに関わらず地域の人が参加して、さをり織りにつかうコーンに絵を描き、それを川崎の地図の上に置いていくことで、川崎の立体的な地図を創るという趣旨のイベントで、朝から子どもたちが大勢参加して、賑わっていたようでした。
陽は西に傾きかけていましたが、まだこのにぎわい。
バイオリンとアコーディオンの演奏もこれから、ということで間に合ってよかった!
studio FLATの大平さん
このイベントを企画したのは、障がいを持つ作家たちの才能を発掘して、世の中に送り出す仕事をしているstudio FLATの大平暁(おおだいら・さとる)さんです。
こちらがさをり織りコーン。発色がとってもよくて美しいですね。
子どもたちがコーンに思い思いに絵を描いています。
studio FLATのアーティストたちもニコニコしながら、子どもたちと一緒に絵を描いていて、こういうインクルーシブで平和な風景が繰り広げられる、駅前の広場があるっていいですよね。
この川崎の地図の上に、それぞれが絵を描いたコーンを置きます。
絵が下手なわたしも、ワクワクして妙ちきりんな絵を描いてみましたw
中原区はもういっぱいだったので、ワイナリーのある飛地・岡上に置いてみましたよ。
できた地図に合わせその場で作曲した曲を演奏
コーンが各区に置かれた本数によって、使う音の数を決め、その場で作曲したという曲をアーティストが演奏。すっごい素敵な曲に仕上がっていてびっくりです。
即興で作曲・演奏ができる軽やかさに脱帽!
ここでできた作品は、NFT(保有者が誰かを明確に示せるデジタルデータ)化して、ウェブ上に発行するんですって。それがweb3ということなんですね。
当日の様子はすぐにstudio FLATさんのYoutubeにもあがっていました。
通りすがりの方に感想を聞いてみたところ、「最初はなんのイベントなのか、よくわからなかったけれど、子どもたちがとても楽しんでいて、アートってこういうものなのかも、と思いました」とのことで、まさにこれこそ「アート・フォー・オール」の目指す「市民が身近に芸術に触れて親しむことができるまち」につながっていくフィードバックじゃないでしょうか。
天候にも恵まれて、とても素敵なイベントでした。
studio FLATのみなさん、ありがとうございました!
さて、今週末は私の参画する武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート・ラ・ファブリカ」もあるので、みなさま是非、ひきつづき「アート・フォー・オール」の取り組みにご注目くださいね!
studio FLAT
住所:川崎市幸区北加瀬2-11-3 コトニアガーデン新川崎南棟3F
公式サイト:studio FLAT
アート・フォー・オールに関するお問い合わせ
川崎市市民文化局市民文化振興室(044-200-2280)