【川崎市川崎区】川崎駅北口にビッグアート!「さをり織り」で多様性を感じよう
昨日から、川崎駅の北口に巨大なアート作品が展示されています。
みなさんもうご覧になりましたか?
このアートは、Saori VIEWというプロジェクトで、川崎市内のスポーツチームの廃棄フラッグや企業から出される布廃材を「Saori Art(さをりアート)」として再生したものです。
川崎駅北口のこの階段は、イベントのたびにいろいろな表情を見せるいいスポットだなあと私は思っています。
川崎駅北口通路内の様々なところにARを起動するマーカーがあり、それをスマホのカメラ機能で読み取ることで「Saori Art(さをりアート)」の拡張現実の世界が体験できます。通路中央にさをり織の羽が現れたり、通路壁面にアート作品が現れたり、駅周辺のイベント情報がキャッチできたり、と新しい眺めを楽しめるんだそう! 楽しそうですね!
さをり織りって?
でも、「さをり織り」って一体何でしょう?
さをり織は、「はた織り」機を使ってつくる織物のひとつ。個性や感性を織り込む、つまり「差異を織る」ところから由来しているんだそう。
作り手の思いのままに織ることができ、誰もが楽しめて色彩や素材・織り方も自由という制約のないところが特徴なんですって。
つまり、簡単に織れてなんでもありってことですね!(笑)
期間中は、リバーク1階ガレリア内にさをり織のはた織り機が設置されているので「Saori Art(さをりアート)」が体験できるみたいですよ。
北口通路での空間展示終了後は、展示したさをり織を使って、アーティストたちがアイテムを作り、販売するのだそう。Kawasaki Saori Artプロジェクトは、障がいのあるアーティストが自立するための経済的支援の一歩でもあるんですね。
そのあたりは、クラウドファンディングサイトにも詳しく書いてあるので、興味のある方はぜひご覧ください。
川崎駅を通る際に、ぜひ上を見上げてみてください。多様性のある社会の未来図が、みえてくるかな?
Saori VIEW in KAWASAKI Sta.
場所:川崎駅北口通路
期間:3月26日〜4月24日
公式サイト:https://saori-art.com