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【手帳の考え方】ToDoリストの書き方講座第2回 優先順位も詳細も無視して書き出すべし

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 前回は、なぜToDoリストが必要なのかについて解説しました。

【手帳の考え方】駆け出す前に書き出せ。ToDoリストの書き方講座 第1回 なぜ作った方がいいのか

 今回から具体的な書き方について説明します。


まず書き出すこと

 もっとも大事なのはまず書き出すことです。
 もちろん、順番をどうするかとか、個別のタスクの詳細はどうするかとか、そういう問題はあります。
 ただ、それはToDoリストを作るという習慣、方法が身についてからでも遅くありません。

 それよりはまず書き出すことです。
 思いついた順番で(処理すべき順番ではなく!)書き出しましょう。
 もし処理すべき順番で書こうとすると、そこでまた考える必要があります。

 考えているうちにやるべき事を忘れてしまうことはあり得ます。
 なので、思いつくままに思いついた順番で書くわけです。
 一通り書き終わったら、今度は優先順位を番号として書いていきます。

 これも思いつくままで大丈夫です。途中で書き直したいと思うかもしれません。
 その場合は、二重線を引いて取り消してやり直しましょう。
 あるいは、最初からフリクションや、シャープペン、鉛筆などを使うのがいいかもしれません。

 優先順位については、1枚の紙の上に書く場合は、番号でやるしかないわけです。
 これを自由に組み替えたい、並べ替えたい場合は、ふせんを使うやり方があります。
 また、デジタルツールになりますが、アウトラインプロセッサを使う方法もあります。これについては、また回を改めたいと思います。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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