大磯町:アオバトや左義長の模型、明治期の様子など大磯港の自然や文化が学べる。港湾管理事務所展示ルーム
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/top_1670485327130.jpeg?exp=10800)
大磯港に建つ白い建物、大磯港港湾管理事務所。この中に展示ルームがあるのをご存じですか?私は全然知りませんでした……。
![大磯港港湾管理事務所外観](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669089655754.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ある日、前の歩道を歩いていて、ふと目に入ったのが、こちらの掲示。上の写真で、大磯港港湾管理事務所の看板の左上に写っているものです。
![展示ルーム案内](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669089794636.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
港湾管理事務所にて展示ルーム公開中!
いそべぇ「照ヶ崎海岸に飛来するアオバトの模型も展示されてるべぇ~」
あおみ「観光情報や各種パンフレットもあるわ!」
「アオバトの模型⁈それは見てみたい」と思い、中へ。
![大磯港港湾管理事務所入口付近](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669090056695.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
建物入口を入ると、この景色。右奥が展示ルームの入口です。
![観光誘致ポスター](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669091773406.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
横の壁には、浮世絵をあしらった観光誘致のポスターが貼られていました。
![展示ルーム概観](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669090229289.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
展示ルーム内は、大磯郷土資料館の学芸員さんが監修されているとのこと。
中央のガラスケースとパネルは、大磯港の漂着物や石、海藻、アオバトなど自然に関する展示です。周囲の壁には明治時代など、昔の写真と解説が掛かっています。
![大磯の左義長の模型](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669090432916.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
入口横には『左義長』の模型がありました。来年は1月14日に実施予定とのこと。大磯に越してきてから初めてなので、楽しみです。
![漂着物展示](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669090641774.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
漂着物の展示は、川などへのゴミ捨てを止めるための啓蒙も兼ねているのでしょうか。海からの自然物にはウミガメも。
![大磯の砂と石](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669090820765.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最近、海岸などで石を拾い、愛でる人が増えているそうです。私もよく海岸で石を拾うので、ガラスケースの中の透明感のある石たちをしげしげと眺めてしまいました。
![坂田道氏制作サーフボード](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669090958337.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
日本で初めてサーフボードを製作された、坂田道氏のサーフボード。長くて、カメラに収まらず。
![坂田道氏制作サーフボード解説](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1670401493922.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
展示されているサーフボードは長さ約3mとのこと。調べてみたところ、大磯出身の坂田氏は「日本のサーフィン界のレジェンド」と呼ばれているそうです。残念ながら、2012年に亡くなられたそう。お会いしてみたかったです。
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ガラスケースの反対側はアオバトと海藻。
![大磯の海藻](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669510696745.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![「光はご飯 海を汚さないで」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669510763937.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「光はご飯 海を汚さないで」との解説。海のゴミは海藻にとっても良くないのですね。
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![アオバトの紹介](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669510727456.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
大磯の皆さんにはお馴染み『アオバト』の紹介コーナーです。
![つがいのアオバトの模型(前)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669091301213.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
つがいのアオバトの模型。首を傾げた様子が可愛いです。照ヶ崎海岸にはよく行きますが、未だにアオバトを見たことがありません。来シーズンこそは実物を見てみたいものです。
![つがいのアオバトの模型(後)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669091323933.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
後ろ姿もチャーミング。
![明治時代の海水浴の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669091403417.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
明治時代の海水浴の様子。水着のボーダー柄がおしゃれです。
![海水浴場開設経緯解説](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669091570858.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
海水浴場開設経緯の解説。大磯海水浴場を開設した松本順氏の写真も。実は、大磯に越して来るまで、海水浴が医療として始められたとは知りませんでした。勉強になります。
展示ルームを一巡したので、建物入口すぐのエリアに戻ると『神神化身』の展示コーナーが。
![『神神化身』展示コーナー](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669091907366.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
『神神化身』は、若者を中心に人気のメディアミックスプロジェクト。物語の舞台の一つが大磯をモデルとした「浪磯(ろういそ)」。12人の登場人物の内3人が「浪磯」を拠点としている設定とのこと。11月26日に開催された『大磯まつり』のステージで、MVが上映されたそうです。
![『祭り船』模型(前)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669092095230.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
高来神社の大祭で曳かれる『祭り船』の模型も展示されています。
![『祭り船』模型(横)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669092126100.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669092263446.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
昔の釣り道具の展示なども。
![観光パンフレットコーナー](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669092323832.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
観光パンフレットなども揃っています。
小さな展示ルームですが、ゆっくり眺めて楽しめました。展示は変わることもあるそう。大磯港に来たときは、寄ってみると新しい発見がありそうです。
![灯台付近から見る富士山](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tamaki/article/00346979/internal_1669094746195.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
帰りに灯台の方まで行ってみました。雪に覆われた富士山が綺麗でした。
名称: 大磯港港湾管理事務所展示ルーム
所在地:神奈川県中郡大磯町大磯1398-18
入場料: 無料
休館日: 原則日曜日
開館時間: 8:30 - 17:00
問合せ: 大磯町役場 産業環境部産業観光課
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