【熊本市】轟水源まで続いている?地下水の侵食によってできた洞穴。湧き出る水の音で感じる神秘。
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熊本市内の色々な情報をお届け!あゆ姫です。今回は不思議な伝説が残されている神秘的な場所を訪ねてきました。
今回訪問したのは、熊本市南区城南町にある公園。
『メリ穴公園』
塚原古墳公園から、1キロほどの場所にあるスポットです。
私が訪問した際には、誰もおらず、とても静かな場所でした。
桜の木が複数あったので、ここはお花見の時期、隠れスポットとして良さそうだなぁ。
でも、地元の人たちには知られているのかもなぁ。
そんなことを考えながら、奥へ歩きます。
涼しい風が吹く季節になったので、散策がすごく心地良い。
周辺には、複数の貝塚や横穴墓群があるとのことですが、今回気になって訪問した理由は『メリ穴』というものを見てみたかったため。
看板の案内に従い進むと、池が現れる。
池の周辺では、夏前になるとホタルの乱舞が見られるそうですよ。
この池の上に、ぽっかりと口を開く洞穴。
近くまで進むと、大・小2つの穴があり、少し怖さを感じるような洞穴です。
以前は中に入ることができたそうですが、現在はポールが立てられており、立ち入り禁止となっています。
少し残念に思う気持ちもありますが、ここに1人で入って行く勇気はなかったかも…と安堵する気持ちが入り混じる。
この穴は、地下水の侵食によりできた自然の洞穴とのこと。
穴の上の崖は、約9万年前に阿蘇山から噴出した阿蘇火砕流堆積物。
古くからこの地区では、水の神様を祀る場所とされており『参り穴』が転じて、メリ穴と呼ばれるようになったとのこと。
現在も湧水は絶えることなく、流れ続けています。
とても静かな場所で、奥の方から水が流れている音が聞こえてきます。
暗くて奥の方は見えませんが、この穴から聞こえてくる水の音を聞いていると、なんとも神秘を感じました。
この洞穴を30mほど進んだところに、湧水が落下する場所があるとのこと。
その道は、宇土市にある轟水源まで続いていると言い伝えられているそうですよ!
このことは、江戸時代の肥後國誌にも書かれているそうで、夕方にこの洞穴に鶏を入れたところ、翌朝には轟水源で鳴いていたのだとか。
果たして地下には、どんな道が続いているのでしょうか。
そんなことを考えながら、帰路へつきました。
今回訪問したスポット『メリ穴』は、熊本の平成名水百選や熊本水遺産に登録されています。
最近、時間ができた際に、熊本水遺産めぐりをしています。
今回のスポットのように、小さなスポットが多いのですが、熊本市内の今まで知らなかった不思議なスポットや神秘的な場所・歴史を感じる場所が多く、とても勉強になり色々な発見があります。
今の季節は、秋風が気持ちよく良い散策になりますよ。
気になった方は、ぜひ出かけてみませんか。
【メリ穴公園】
住所:熊本市南区城南町藤山
※住所は非公開となっていますが、Googleマップに【メリ穴】と入力しナビを入れると公園まで案内があります。
※いつでも見学可能ですが、明るいうちに訪問しましょう。
駐車場:あり
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