【秋田県横手市】これだから横手の米菓はやめられない!?
「米どころでつくられた酒はうまい」
このセリフは秋田県に住んでいると(日本中どこにいても)聞く機会が多いはず。ですが筆者は声を大にして、こうも言いたい。
「米どころでつくる米菓もうまい」
春にはあたり一面に緑一色の田んぼが広がり、秋には黄金色に光る稲穂が顔をみせる...。秋田ではよく見る風景ですが、ついつい「当り前じゃない」ということに気づけないこともありますよね。
「灯台下暗し」とも言いうように、米どころはお酒だけじゃなく、米菓もおいしいんです。今回はそれを証明すべく、横手市のみなさんに馴染みのある米菓「あげほし餅」をご紹介したいと思います。
横手の米菓 あげほし餅
かまくらほし餅本舗(横手市)が製造する、あげほし餅。「幼い頃に食べたことがある!」「よくおばあちゃんが買ってくる!」という方は多いのではないでしょうか。ちなみに筆者は大仙市のスーパーで購入してきました。店頭には「しょうゆ味」のほか、「黒砂糖」も販売していました。価格は594円(税込)です。
あげほし餅には純秋田米が使用されていて、そのすべてが手造りされています。パックされているラップを開封してみると、お弁当などによく入っている「バラン」が挟んでありました。見栄えやデザインを意識した作り手の思いが垣間見えて、なんかほっこり。
米菓はお米からつくられているので、カロリーも気になるところ。今回ご紹介しているあげほし餅は、100グラムあたり491kcal。だいたい5枚分くらいでしょうか。干してあるので、賞味期限は3ヵ月程度と少し長めに設定されています。
「夢はでっかく根はふかく」という相田みつおの言葉が添えられたお皿にのせたら、あら不思議。突然訪問したお客さんへの「お茶菓子」にぴったりじゃないですか?
ぱりっと歯ごたえがあって、噛めば噛むほどお米本来の味が口いっぱいに広がるあげほし餅。細かい砂糖がコーティングされていて、お茶やコーヒーにぴったりです。これだから秋田の米菓はやめられない。
この記事を読んでいるみなさんも、スーパーの米菓コーナーで足を止めて注目してください!次はどんな米菓を食べようか。