赤字スクールバスに広告 教頭奔走
「赤字」のスクールバス車両に広告 登下校の貴重な足が存続の危機、高校教頭とバス会社社長が営業に奔走
信濃毎日新聞デジタル高遠高校(伊那市)のスクールバスが10月から、車体への広告掲載を始めた。生徒が登下校に使う貴重な「足」だが、近年は生徒数の減少や燃料費、人件費の高騰で収支が悪化。少しでも財源を増やすために、学校と、バス運行を担う会社が発案した。地元に事業所を置く企業に営業をかけ、これまでに5社の広告を掲載した。「走る広告塔」としてPRし、さらなるスポンサー獲得を目指す。