【姫路市】甘~い、ぷにゅぷにゅ……。トマトの見方が変わるかも。珍しいトマトの自動販売機にも驚き
What are you? なんだこりゃ。
とても甘い、本当にトマトなの?
高糖度のトマトを販売しているのは、2021年11月から始動している「もりゑ産直」です。直売所の向かいにあるハウス内を特別に見学させてもらいました。
「もりゑ式」で栄養が届くように工夫
ハウスに入ると清々しい香りが満ちていて。受粉用のマルハナバチも大活躍していました。
農業に興味を持っていた代表の森田周介さんが、姫路市内のトマトハウスを巡り「口の中にうま味が残り感激した」トマトに出合ったのがきっかけ。ハウスの主を師匠と仰いで指導を受け、現在は5種類を栽培しています。
もりゑ式栽培法では、水を与えるのは生きるか死ぬかのギリギリライン。ストレスをかけることによって、甘くなるそうです。余分なところに栄養がいかないように、わき芽や不必要な葉を取り除くのも大切な作業。一つ一つが丁寧に行われています。
実の青い時期、ヘタの周辺に「ベースグリーン」と呼ばれる濃い緑が見られたら甘く育っている証拠なんですって。
圧倒的な甘さを誇る「播香」
目玉は「播香(ばんか)」。一般的な糖度4~6度に対し、8度以上。「トマトの和名って『ばんか』なんですよ。『播州の香り』の意味も込めて名付けました」と森田さん。今後は収穫できる割合を増やしていきたいと話します。
もりゑトマト大集合!
播香(大玉)…甘みの中にうま味も。こぶりで皮はかため。
箱入り娘(ミニ)…ぷにょぷにょな超うすい皮から飛び出す実と果汁。
ぼんぼん(ミニ)…まん丸で可愛い。口内に広がるのはみずみずしさ。
キレ味(ミニ)…少々の酸味が甘みに混じる。キレッキレ。
もりえ6(大玉)…糖度6度といいながら、一般的なものより甘い気が。
千姫は新食感「箱入り娘」にノックアウト。トマトが苦手な子どもも食べられたそうな。皆さんの好みはどれかしら?
直売所では糖度別での販売も。1個ずつ糖度計で測定しているからこそですね。
1パック350円。よりどり3パックで1000円のお買い得コーナー。
全国へ発送できる贈答品はもちろん、シーズンごとのギフトは変化球で喜ばれるはず。受験応援、ひなまつり、ホワトデーの予約を受け付け中。
一言を添えたプチギフトもあり。
ギフトの予算や添える文言については、相談を。
予約も可能な自販販売機
直売所は午後2時までで日曜が休み。「時間が合わんやん」という人、安心してください。駐車場に自動販売機が設置されています。
難点は100円硬貨しか投入できないこと。自販機に向かうときは100円多めで!
希望の種類などを伝えての予約も可能。「千姫様」といったネームプレートを貼ったBOXに商品を入れておいてもらえます。
もりゑ産直は植え替え前の6月末ごろまで、稼働予定。
あなたの知らないトマトに会いにいきませんか。
もりゑ産直
住所:兵庫県姫路市網干区津市場20-1
電話番号:079-280-2155
営業時間:10:00~14:00
定休日:日曜
駐車場:あり
すべての予約は電話かLINE公式アカウントで。