【姫路市】甘~い、ぷにゅぷにゅ……。トマトの見方が変わるかも。珍しいトマトの自動販売機にも驚き
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/top_1676810603967.jpeg?exp=10800)
What are you? なんだこりゃ。
とても甘い、本当にトマトなの?
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676810704102.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
高糖度のトマトを販売しているのは、2021年11月から始動している「もりゑ産直」です。直売所の向かいにあるハウス内を特別に見学させてもらいました。
![5アールのハウス](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676810736288.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「もりゑ式」で栄養が届くように工夫
ハウスに入ると清々しい香りが満ちていて。受粉用のマルハナバチも大活躍していました。
![取材日、午前10時のハウス内の温度は16度。温度が下がり過ぎると暖房が入り、上がり過ぎると窓を開けて対応](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676810789170.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
農業に興味を持っていた代表の森田周介さんが、姫路市内のトマトハウスを巡り「口の中にうま味が残り感激した」トマトに出合ったのがきっかけ。ハウスの主を師匠と仰いで指導を受け、現在は5種類を栽培しています。
![丈が伸び過ぎないように誘因作業をする森田さん](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676810828095.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
もりゑ式栽培法では、水を与えるのは生きるか死ぬかのギリギリライン。ストレスをかけることによって、甘くなるそうです。余分なところに栄養がいかないように、わき芽や不必要な葉を取り除くのも大切な作業。一つ一つが丁寧に行われています。
実の青い時期、ヘタの周辺に「ベースグリーン」と呼ばれる濃い緑が見られたら甘く育っている証拠なんですって。
![しっかりと管理され、順調に成育しているトマト](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676810892269.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
圧倒的な甘さを誇る「播香」
目玉は「播香(ばんか)」。一般的な糖度4~6度に対し、8度以上。「トマトの和名って『ばんか』なんですよ。『播州の香り』の意味も込めて名付けました」と森田さん。今後は収穫できる割合を増やしていきたいと話します。
もりゑトマト大集合!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676810969039.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
播香(大玉)…甘みの中にうま味も。こぶりで皮はかため。
箱入り娘(ミニ)…ぷにょぷにょな超うすい皮から飛び出す実と果汁。
ぼんぼん(ミニ)…まん丸で可愛い。口内に広がるのはみずみずしさ。
キレ味(ミニ)…少々の酸味が甘みに混じる。キレッキレ。
もりえ6(大玉)…糖度6度といいながら、一般的なものより甘い気が。
千姫は新食感「箱入り娘」にノックアウト。トマトが苦手な子どもも食べられたそうな。皆さんの好みはどれかしら?
![直売所](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811049693.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
直売所では糖度別での販売も。1個ずつ糖度計で測定しているからこそですね。
![6度、7度、8度以上で区分](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811131556.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
1パック350円。よりどり3パックで1000円のお買い得コーナー。
![箱入り娘、ぼんぼん、キレ味の3パックにする!?](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811166919.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
全国へ発送できる贈答品はもちろん、シーズンごとのギフトは変化球で喜ばれるはず。受験応援、ひなまつり、ホワトデーの予約を受け付け中。
![箱は1200円~。袋入りは500円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811234437.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
一言を添えたプチギフトもあり。
![「おめでとう」バージョン。500円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811285541.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ギフトの予算や添える文言については、相談を。
予約も可能な自販販売機
直売所は午後2時までで日曜が休み。「時間が合わんやん」という人、安心してください。駐車場に自動販売機が設置されています。
![トマトカラーの自動販売機。下段は予約BOX](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811468761.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00401117/internal_1676811499219.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
難点は100円硬貨しか投入できないこと。自販機に向かうときは100円多めで!
希望の種類などを伝えての予約も可能。「千姫様」といったネームプレートを貼ったBOXに商品を入れておいてもらえます。
もりゑ産直は植え替え前の6月末ごろまで、稼働予定。
あなたの知らないトマトに会いにいきませんか。
もりゑ産直
住所:兵庫県姫路市網干区津市場20-1
電話番号:079-280-2155
営業時間:10:00~14:00
定休日:日曜
駐車場:あり
すべての予約は電話かLINE公式アカウントで。