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バイデン新政権の対北政策で検討されている「ペリー報告」とは?

辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
2000年10月に訪朝したオルブライト米国務長官と金正日総書記(労働新聞から)

 米朝核交渉は米国の大統領の交代で仕切り直しとなったが、北朝鮮はトランプ大統領からバイデン大統領になっても対米原則、条件が変わることはなさそうだ。金正恩委員長の実妹の金与正党第一副部長が昨年7月10日に「米国が我々に対する敵対、敵視政策を先に撤回しない限りは米国との交渉には応じない」と予告しているようにバイデン政権が対北敵視・敵対政策撤回の意思を表明しない限り、北朝鮮が進んで交渉のテーブルに着く可能性は低い。

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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